名古屋・城山八幡宮。願いを叶えてくれた静かな城跡の神社

旅ノート

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はい。こんにちは。今回は、名古屋の住宅街の中に、ひっそりとたたずむ「城山八幡宮」へ。
実はここ、かつてお城があった場所でもあり、今もその面影を色濃く残しています。
暖かくなってきたので、1年ぶりに訪れてみました。

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城山八幡宮(末森城跡)

名古屋駅から、地下鉄東山線で一本「覚王山駅」と「本山駅」のちょうど中間ぐらいに位置する城山八幡宮。周りは閑静な住宅街で、小高い山の麓に、ふと赤い鳥居が現れます。

末森城跡

何か、生活の身近にある神社という様な親しみのある雰囲気の階段を登って行くと、「末森城空堀跡」の立て札。なるほど、ここはお城だったの?と今回初めて知りました。

確かに砦に向いていそうな地形。高台で見晴らしもよさそう。

案内板によると、末森城は、戦国時代に織田信長の父・織田信秀が築いたお城だそう。
最後の城主は、あの信長の弟信行で、兄弟喧嘩の末、敗れたことで、廃城になったらしい。
で、神社の境内になったことで、空堀等の跡がよく残っているとのこと。

確かに、山の中腹を土塁の様な構造で囲われている様子がよくわかります。

空堀に架かる赤い橋を渡り階段を登りきると、境内前の駐車場に到着。

ふもとの鳥居から登って来るまで、城の中に足を踏み入れるような感覚があるかも。

静かですが、ちらほらと参拝に来る人の姿もあって、寂しさはまったく感じなくて、とてものんびりとしていて、いい雰囲気。

南側は、視界が開けていて市街地が一望。

東山スカイタワーがよく見える

程よく小高くて城郭としての機能は、なかなかいい感じだったのだろうと想像がつきますね。

山の上に大きな錨 十山字錨

境内の手前に、何かあるなと近寄ってみると、結構大きな錨。

これは、かつて横須賀港で大型艦船を停泊させるためのブイ繋止用に使われていた錨とのこと。
明治時代に製造されたと推定され、重さはなんと4.5トンあるそう。

錨は平和のシンボルでもあり海洋にて戦没された軍人軍属の御霊代として建立したものだそう。

本丸跡

十山字錨の反対側には、伏見稲荷のような赤い採りと豊玉稲荷社。さらにお隣には、末森城本丸跡の立て札が立っていました。

今は静かですが、戦国の時代は立派な本丸だったのでしょうか。

願いを叶えてくれた神社 城山八幡宮

さて、いよいよ本殿です。

祈願文 神様へ感謝と祈願を届ける文(ふみ)

実はこの場所、私にとって少し特別な思い入れのある神社なんです。
ここでは感謝と願いを書いた祈願文を納めることができるという、ちょっと珍しい神社なんです。

ちょうど一年前、人生で一番しんどいと思うほどのプレッシャーを抱えていたとき、この神社を訪れて、まさに神頼みで「どうか無事に成功しますように」と願いを込めて、紙に書いて奉納しました。

それから1年、苦しくもシステム変更の仕事が無事に終わって、今回こうして改めて、お礼を伝えに来ることができたこと本当に感謝。

最近、システムトラブルのニュースよく見ますよね。
普段は当たり前のように動いているシステム。どんどん便利になるのはいいんですけど、複雑化したシステムを入れ替えるとなると、それはもう本当に大変で…。

しかも、「動いて当たり前」が前提。1日でも止めようものなら、大損害。
大きなシステムに携わっているSEさんは、本当に大変でしょうね。

私も、そんなプレッシャーの中でした。神頼みもしたくなるもんです。ちょっとした愚痴でした。(笑)

城山八幡宮の魅力

ということて、まぁ、成功を引き寄せたのは自分がちゃんと頑張ったからだとは思うんですが(笑)、
それでも、願いをしっかり叶えてくれるパワースポットだったのは間違いないかな。

他にも、水みくじや「連理木(れんりぼく)」と呼ばれる御神木、個性的な御朱印がたくさんあったり、
一途な想いを叶える「桃取石」、「恋の三社めぐり」とか、楽しみ方色々で、本当に個性的な神社でした。

城山八幡宮のホームページ

昭和塾堂(しょうわじゅくどう)

城山八幡宮から、覚王山方面へ下りていく道沿いに、存在感ありすぎな重厚な建物。

昭和3(1928)年に建築された「昭和塾堂」とよばれる建物らしい。関東大震災や満州事変の時代、「人づくりの殿堂」として建てられたらしい。

こんな建物で仕事できたらなと思いますね。

今は入れなくなっているので、耐震とかに問題があるのでしょうか?保存状態もよさそうなので、活用される未来があるといいですね。

覚王山とんかつ わだ福

帰り、覚王山駅前に、美味しそうなとんかつ屋さんがあったので、立ち寄って見ました。
お店はわりと新めで、店内はこじんまりとして、落ち着いた雰囲気。

頼んだのは、上ロース御膳。ピンクのお肉が柔らかくて脂身も甘みがあって、ご飯まで旨くて、満足な一皿でした。

覚王山とんかつ わだ福 上ロース御膳
上ロース御膳

まとめ

ということで、名古屋の城山八幡宮へ行ってきました。

天気が良かったこともあり、とても穏やかでのんびりとし楽しむことができました。

都会の中で、時間がゆっくりながれてる感じ?の場所で、歴史好きにも、心を整えたい人にもおすすめな場所でした。

覚王山駅周辺、これまでも何度かふらっと街歩きしましたが、毎回発見があってなかなかおもしろいところです。
美味しいお店もたくさんありそうなので、またのんびり歩きにきたいと思います。

それでは~、また~

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