久しぶりに金魚についての投稿です。
我が家には、3年目になる先住金魚の「ちびちゃん」がいますが、半年前に一人になってしまってから、とてもさみしそうなので、新しい子を迎えることになりました。
しかし、新しい子が入ってきて、どちらも体調を崩してしまう…そんな事態は避けたいところ。
そこで今回は、「新入り金魚のトリートメント(隔離飼育)」をしっかり実践してみました。
迎えたのは、トリカラーオランダの「クロちゃん」。小さな個体なので特に慎重に、「塩浴+絶食」で様子を見ることに。

この記事では、実際に私が実践したトリートメントの手順とリアルな経過をまとめています。
これから金魚を迎える方や、トリートメントに不安がある方の参考になれば嬉しいです。
なぜ必要?金魚のお迎え時にトリートメントをやる理由
先住金魚を守るため
我が家には、3年目になる先住金魚の「ちびちゃん」がいます。ここに新しい金魚をいきなり入れるのは、やっぱりちょっと怖い。
特に春先は、ホームセンターの水槽を見ていても、白点病が出ている個体を見かけることが結構あります。見た目は元気そうでも、病気や寄生虫を持っている可能性は十分ありそう。もしそれが広がったら、水槽全体に影響が出ることも…。
なので、まずは別水槽で様子を見るようにしています。

新入りの体を休ませるため
もうひとつは、新しく来た金魚を休ませるため。まだ小さい金魚なのに、産まれた場所からお店、そして我が家までと、意外と長旅。見た目以上に疲れているはずです。
そんな中でいきなり本水槽に入れると、水流に流されたり先住魚に追われたりさらにストレスがかかってしまいます。
別水槽なら静かに過ごせるので、まずはゆっくり慣れてもらうというわけです。

【準備編】失敗しないトリートメントのセットアップ
準備したもの
- 水槽(10L)
- エアレーション(酸素供給が重要)
- 粗塩
- カルキ抜き
特別な機材はなくてもOK。最低限、酸素供給だけはしっかり確保しておけば大丈夫です。
【水槽サイズ別】金魚をいたわる「0.5%塩水」の黄金比データ


トリートメントでは「塩水」を使うことが多いですが、目安になるのが0.5%の濃度。ざっくりいうと10Lなら約50gぐらい。「え、そんなに入れるの?」って最初は思いますが、これがいわゆる定番の濃度です。
今回のクロちゃんものすごく元気だし体も小さかったので、実際には約0.4%(40g)くらいで少しマイルドに調整しました。
【実践編】お迎え初日〜3日目までの具体的な手順
ステップ①:水槽の準備
今回は、約12Lの水槽に水道水を入れてカルキ抜き。
さらにヒーターを入れて、水温は26℃に設定しました。これでクロちゃんを迎える準備は完了です。
ステップ②:温度と水質を合わせる「水合わせ」
いよいよクロちゃんの導入。いきなり水槽に入れるのはNGなので、まずは袋のまま水槽に浮かべて、30分ほど温度合わせ。

その後、袋の水を半分捨てる、水槽の水を少しずつ足して15分待つ。この作業を3回ほど繰り返して、水質にもゆっくり慣らしていきました。

最後は、クロちゃんだけをすくって水槽へ。ホームセンターの袋の水は、念のため一切水槽には入れないようにしています。

ステップ③:トラブルを防ぐための「3日間の完全絶食」
環境が変わったばかりの金魚は、消化不良を起こしやすいとのこと。なので最初の3日間は、エサを与えたい気持ちをぐっとこらえて完全絶食にしました。
目の前で元気に泳いでいると「大丈夫そうだしかわいいから餌あげたい」と思ってしまいますが、ここはぐっと我慢です。この3日間でしっかり環境に慣れてもらうイメージです。
水換えについて
トリートメント中は水量も少なく、見た目はそれほど汚れていなくても、汚れてくるので、今回は、2〜3日に一度、半分程度の水換えを実施。
このとき新しく足す水は、最初より少し塩分を薄めて、 徐々に全体の塩分濃度が下がるように調整していきました。いきなり真水に戻すのではなく、少しずつ慣らしていく感じです。
餌やり開始

クロちゃんはまだ体が小さいので、通常の金魚用の餌だと少し大きそう。今回は、粒の小さいメダカ用の餌を使うことにしました。今回あげたのは沈下タイプの餌ですが、普通に入れると水面に浮いてしまうので、親指と人差し指でつまんで、水につけてから離すというやり方で、ゆっくり沈ませるようにしました。これで、水面で食べるときに空気を一緒に飲み込んでしまうのを防ぐ狙いです。

3日も経てば、クロちゃんもだいぶ環境に慣れてきた様子。最初は、糞を取るときにスポイトを入れるだけでも怖がっていましたが、今ではまったく怖がらなくなりました。
そして、いよいよ最初の餌やり。相当お腹が空いていたのか、最初からパクパクとしっかり食べてくれました。
餌にもすぐ慣れて、気づけば手から直接食べるほどに。これがめちゃくちゃかわいい。
いよいよ本水槽と合流
トリートメント期間も終わり、いよいよクロちゃんを本水槽へ合流させるタイミングに。クロちゃんもだいぶ環境に慣れてきて、メダカ用の餌もしっかり食べるようになりました。これで合流準備も整ってきました。

合流前にやった準備
本水槽も、だいぶ汚れも目立ってきたことだし、合流してから水槽を洗うのも、クロちゃんに負担をかけることにもなりそうなので、チビちゃんの水槽も一度リセットすることに。
きれいに掃除して、水も整えて準備完了です。クロちゃんの水槽は徐々に塩分濃度を下げて、水質の差によるショックをなくすことにも気を配りました。
合流するときに気をつけたこと
ちびちゃんは3歳の琉金で、尻尾まで入れると10cm以上。対してクロちゃんはまだ3cmほどと、かなりのサイズ差があります。調べてみると、
- かじられる
- 追い回される
といったケースもあるようで、ちょっと不安。とりあえずカボンバ(水草)も入っているので、いざとなれば隠れられる環境はありつつ、念のため、いつでも隔離できるようにクロちゃんの水槽はそのままキープ。最初の2〜3日はすぐ戻せる体制にしておきました。

いざ合流

ちびちゃんに先に餌を与えて落ち着かせてから、クロちゃんをそっと水槽へ移動。まったく問題なし。拍子抜けするくらいでした。
しばらく様子を見ていましたが、激しく追い回す様子はなし、つついたり攻撃する様子もなしという感じで、大きなトラブルはなく、むしろ、ちびちゃんはほぼ無関心、クロちゃんの方がちびちゃんに興味津々といった様子でした。

まとめ

新しい金魚をお迎えしたときのトリートメントは、少し手間がかかります。
すぐに本水槽に入れてあげたい気持ちもありましたが、病気が広がってしまうと大変なので、今回は慎重にトリートメントを行いました。
基本的には、以下の3つを意識しました。
- 塩浴でしっかり体調を整える
- 絶食で負担を減らす
- 水質を合わせてから合流する
しっかり準備していたおかげで、落ち着いて合流することができ、ちびちゃんも以前より活発に動くようになった気がします。今ではクロちゃんもすっかり環境に慣れて、ちびちゃんと同じ水槽で元気に泳いでいます。
これからどんな風に成長していくのか、ますます楽しみです。
これから金魚をお迎えする方の参考になれば嬉しいです。それではまた~

