ホームセンターで100円になっていた赤玉ねぎの苗。
冬の時期、ただただ安くセールになっていた玉ねぎの苗。全然期待せずにウナギの生簀の上部ろ過器(ハイドロボールを敷いたコンテナ)に、そのまま突っ込んでみました。
それから半年後、、、あたたかくなると、普通に普通の玉ねぎができてしまった。
それが、ちゃんと丸くて、しっかりしたあの玉ねぎです。
ろ過器なのに? 水耕なのに?
しかも食べてみたら、上の芽はわけぎ以上に甘く、下はしっかり辛い普通の玉ねぎ。
今回は、ウナギのろ過器で玉ねぎが育った理由と、実際に食べてみたリアルな感想をまとめてみます。

ろ過器で育てた玉ねぎ、普通に収穫できた

見ての通り、普通に玉ねぎができた。場所は土ではなく、ウナギの生簀に使っている上部ろ過器。ハイドロボールを敷いたコンテナの上。小さなひと口玉ねぎができるかなぁ、くらいの軽い気持ちでしたがこんなデカい普通の玉ねぎができて驚き。見た目もサイズ感も、完全に玉ねぎでした。
【実食】味はどうなのか?ネギより甘く、ちゃんと玉ねぎだった
ネギみたいな部分
まず、上から伸びてきた芽(ネギみたいな部分)がかなり大きくなってきたので、ここを先に食べてみることにしました。
もともとは食べるつもりはなかったんですが、あまりにも太くて立派に育っていたので、「これ捨てるのはもったいないな…」と思い、ちょっと調べると、意外にも普通に食べられるらしい。ということで実食。見た目は完全にネギなんですが、食べてみるとこれが全然違う。驚くくらい甘いです。
味や食感は「わけぎ」に近い感じ。水分が多くてジューシー。辛味はほとんどなく、噛んだらジュワっと甘みが広がります。

試しにBBQで軽く焼いてみると、トロっとした食感になって甘みがさらに強くなりました。
めちゃくちゃ旨いというほどではないですが、普通に美味しくて、これは捨てるのはもったいないなと感じるレベル。十分アリな部位でした。
赤玉ねぎ
そして5月に入ると、玉ねぎ本体も一気に大きくなってきました。
今回育ったのは赤玉ねぎ。外側はきれいな紫色で、中は真っ白。見た目はもう完全に市販の玉ねぎそのものです。こちらも実際に食べてみました。

まずはBBQでそのまま焼いてみたんですが、火を通すとしっかり甘みが出て、普通に美味しい。
変に水っぽい感じもなく、しっかり「玉ねぎ」の味がします。
さらに、普段の料理にも使ってみましたが、違和感はまったくなし。生で食べればピリッとした辛味もちゃんとあり、火を通せば甘くなる、いつもの玉ねぎです。
正直なところ、水耕っぽい環境だったので全く期待していなかったが、いい意味で完全に裏切られました。普通に玉ねぎとして成立しています。
なんでこんなに育った?ろ過器の中で起きていたこと
そもそも今回の玉ねぎ、ちゃんと育てようと思って始めたわけではなく、冬に向かって、ろ過器の上はすっかり何もなくなってしまっていたので、ホームセンターでセールになっていた玉ねぎの苗を「ダメ元」で買ってきて、今までと同じ様に、ハイドロボールの上に差し込んだだけの状態。

さすがに玉ねぎは育たんだろうと思っていましたが。
冬の間はやっぱりほとんど大きくならず、ひょろひょろと細く伸びるくらい。それでも枯れずに残っていたので、「まぁ水質には多少貢献してるだろうし」と、そのまま放置。
ところが、暖かくなってきたあたりから様子が一変。急に勢いよく太くなり始めて、なんか玉になってきた。玉ねぎって、地中で玉になるんじゃなくて、地上で玉になるんだね。
4月〜5月にかけて一気に加速して、ろ過器からはみ出しそうなレベルまで大きくなっていました。
ろ過器に入れただけ|今回の簡単な栽培環境
12月 苗を植えてみた

果たして、成長するのだろうか。ネギは成功しているので、玉ねぎもできるかも。
2月 まだ頼りないが芽に勢いがついてきた

まだ細くて頼りないし、これが玉ねぎになるとは到底思えない。でも芽が少しずつ伸びてきて、生命感が出てきて、しっかり根付いてきた感じ。ろ過の一役は担っていると思う。
3月 少しずつ成長??

暖かくなってきたあたりから、段々と頼もしくなってきた。

間引きがてら、一本収穫してみたが、根本がほんの少し丸っこいネギみたいな感じで、玉ねぎには程遠い。
4月 急にネギみたいになってきた
ここで急に太くなって、白ネギの様な太さに。付け根もだんだん丸みを帯びてきて、玉ねぎ化してきている。やはり気温と太陽の力がおおきい。

このあたりでようやく「これ普通に玉ねぎできるかも」と気づき始めました。

5月 玉ねぎ爆誕
もうダメだ。急にコンテナがパンパン。完全に仕上がり。見た目もサイズも、普通に玉ねぎ。

急にすごい勢いで成長してきた。隣同士完全に干渉しあっている。コンテナからはみ出しそうな勢い。
とりあえず、間引かないとこれじゃ狭すぎるということで、2個収穫。

5月後半 全て収穫
2週間後、更に大きく、完全に玉ねぎになったので、1個ずつ収穫して、2週間ぐらいかけて玉ねぎを消費。素晴らしく普通の玉ねぎだった。


【結論】ろ過器でも「ちゃんと玉ねぎになる」ことが分かった
ということで、今までもアクアポニックス風で、ろ過器のハイドロボールで結構いろんなもの植えてきて、大抵のものは育つと思っていたが、流石に玉ねぎはといったところだったが、いい意味で大きく裏切ってくれた。
結論、ウナギのろ過器でも玉ねぎは普通に育つ。アクアポニックスとしてもしっかり成立するということでした。

さて、これでろ過器もだいぶドロドロの状態になったので、一度リセット。
次は、夏に向けて、パプリカを植えてみたので、またまた検証していきます。それでは~


