ウナギ生け簀をもう一基増設|プランターで低コストDIY&脱走対策も万全

DIYノート

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春の釣行を重ねるうちに、我が家のウナギたちも順調に増えてきました。

新参者が入ると、水の汚れも早くなり、ケンカや病気のリスクも出てきそう。なにより、生け簀のキャパが完全に限界に近づいてきました。

このままではさすがにマズいということで、新参者様のためにも、昨年に続きプランターでもう一基、生け簀を増設することにしました。

今回は、昨年一度作っていることもあり、今回は要領もだいぶつかめてきたので、前回よりもスムーズに仕上げていきます。

昨年作成した生け簀の様子はこちらの記事で紹介しています。

すでに満員状態の第一ウナギプランター。キャパオーバー気味
すでに満員状態の第一プランター。キャパオーバー気味
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材料の準備(今回用意したもの)

前回やメダカのビオトープと同様に、今回もプランターをベースに作成します。

用意したのは、プランターの中でも大きめサイズの「ベジプランター角形700」。価格は700円前後だったと思います。

そして土台用には、コンクリートのブロックスペーサーを6個。こちらも1個30円ほどとかなり安価です。

これらは近くのホームセンターで購入しました。合計しても1,000円未満と、かなり低コストで揃えることができました。

ベジプランター角形700
ベジプランター角形700

プランターの設置と土台作り

今回の設置場所は、家の北側の通路。

これから夏になることも考えて、今回は、水温が上がりすぎるリスクを少しでも抑えるため、日中に直射日光が当たらない場所を選択。

足元は砂利で、そのまま置くと不安定になるので、地面を少し掘りつつ、買ってきたスペーサーとコンクリートブロックを埋め込んで設置しました。

コンクリートスペーサー

ある程度の水平を確保して完了です。

仮置き
仮置き。こんな感じに設置予定

ウナギ返し(フタ)の作成

ウナギ返しの構造

ウナギは見た目以上に力強く、驚くほど器用に体をくねらせながら、壁面を伝って簡単に脱走してしまいます。そのため、フタは必須です。

しかも、ただ乗せるだけでは不十分で、物理的に乗り越えられない構造にする必要があります。
少しでも隙間があると、そこから逃げられてしまいます。

前回つくった構造で、現在のところ脱走は発生していないので。それを踏まえて、今回も同じ構造をベースに作成します。

具体的には、プランターのフチに木枠を乗せ、その内側に数センチ出っ張るように設計。壁を登ってきたウナギは、その出っ張り部分で行き止まりとなり、そのまま上に抜けることができません。

また、フタが誤ってズレないように、下駄のような構造にして固定することで、安定性も確保します。

木枠の組み立て

ちょうどいい幅(約8cm弱)の板状の廃材があったので、今回はこの廃材を利用。

まずは、プランターのフチに乗せられるサイズにカット。長辺が約70cm、奥行きが約38cmになるように揃えます。

廃材で材料切り出し。レシプロソーが便利。
廃材で材料切り出し。レシプロソーが便利。

このサイズ感にすることで、内側に約6cmほど出っ張る形になり、ウナギ返しとしてしっかり機能するはずです。

この4枚の板を接続して蓋にする。
この4枚の板を接続して蓋にする。

この4枚の板を下駄状に固定するために、角材を4本用意します。

ポイントは、プランターのサイズよりも少し内側に角材を配置すること。これにより板とプランターの縁がしっかり密着し、隙間ができにくくなります。フタを乗せたときにもズレにくくなるのがメリットです。

角材をカットして、配置を決める。
角材をカットして、配置を決める。

まずは、裏側になる面に角材の位置を決め、ガムテープで仮止め。位置が決まったら、一度表側にひっくり返します。

ガムテープで仮止め
ガムテープで仮止め

その状態で、板の上から角材に向かって、3か所ほどビスで固定。最後にガムテープを外せば完成です。

ひっくり返して、上からビス止め
ひっくり返して、上からビス止め

これで、しっかりとした下駄のような構造に固定することができました。角材がプランターのフチに引っかかることで、フタが横にズレるのを防いでくれます。

忘れてはいけない塗装

一番めんどくさい工程が塗装作業。とはいえ、木材を使う以上は避けて通れません。屋外で使うものなので、しっかり保護しておく必要があります。

今回は、いつもウッドデッキで使っているカンペハピオの「木部保護塗料」を使用して、全面を塗装しました。

この塗料は防腐・防虫効果もあり、基本的にこれ一本あれば十分。DIYをするなら一本持っておくとかなり便利です。

木部保護塗料で、塗装。
木部保護塗料で、塗装。

カラーはウォルナット。塗るだけで、廃材でも一気にそれっぽく仕上がります。

フタ(ウナギ返し)の完成。
フタ(ウナギ返し)の完成。

オーバーフロー用の穴

水を追加した際に水位が上がりすぎないよう、満水位置の高さにオーバーフロー用の穴を設けておきます。

今回は、プランターの両サイドにそれぞれ3箇所ずつ穴を開け、水が自然に抜けるようにしました。

これにより、意図せず水位が上昇してしまっても、一定の高さで水が排出されるため、ウナギが脱走してしまうリスクを抑えることができるというわけ。

オーバーフロー用の穴
オーバーフロー用の穴

ろ過装置の作成

ろ過器の構造

ろ過装置も、いつも通りアクアポニックス風でいきます。構造としてはシンプルで、

  1. USBポンプで生け簀の水を汲み上げる
  2. 上部のコンテナに水を送る
  3. ハイドロボールを通してろ過
  4. ろ過された水がそのまま下に落ちる

という循環になっています。

いわゆる上部フィルターの簡易版です。

ろ材はハイドロボール

コンテナの中には、ハイドロボールを敷き詰めています。表面積が大きく、バクテリアが定着しやすいため、シンプルですがしっかりとろ過してくれます。

ちょっとした栽培スペース

実際、毎年我が家のビオトープとウナギ生け簀では、何かしら野菜が収穫できています。水中の栄養分を使って育つので、ちょっとしたアクアポニックス的な楽しみ方もできます。

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上部フィルターの組み立て

ちょうどいいサイズのプラスチックコンテナが転がっていたので、こちらを活用。
ポンプはいつものAmazonのUSBポンプで、価格は1,000円前後です。

ポンプからコンテナへ水を送るためのホースは、内径8mmのものを使用。
あわせて、T字型の分岐部材もホームセンターで購入しました。

ホースは切り売りで1mほど用意。正確な値段は覚えていませんが、数百円程度とかなり安価です。

コンテナの底には、直径22mmの塩ビパイプを使用します。これも廃材です。長さを7cmほどにカットし、側面にもいくつか穴を開けておきます。

廃材の塩ビパイプもレシプロソーで切断
廃材の塩ビパイプもレシプロソーで切断。
ドリルでパイプに穴をあける。
ドリルでパイプに穴をあける。

この塩ビパイプを、コンテナの底に開けた穴に差し込み、バスコークでしっかり固定。ここが排水口になります。

側面に穴を開けておくのがポイントで、これをやっておかないと、上部の排水口だけに頼る構造になってしまいます。その状態で少しでも詰まりが発生すると、排水が追いつかなくなります。その結果、ろ過器から水があふれ、気づいたら水槽の水がほとんど無くなっている…という事態がおこったりします。

バスコークだけでは固定力に少し不安があるため、ストッパーとしてインシュロック(結束バンド)を取り付けておきます。これで、パイプの強度が増すはずです。

バスコークだけでは弱いのでストッパーにインシュロックをつけておく。
バスコークだけでは弱いのでストッパーにインシュロックをつけておく。
上側と下側両方からしっかりとバスコークで固定しておく。もう一つの穴は少し大きく開けすぎてしまい、プラ板とバスコークで補修する形になりました。
上側と下側両方からしっかりとバスコークで固定しておく。もう一つの穴は少し大きく開けすぎてしまい、プラ板とバスコークで補修する形になりました。
水が絡む補修はこれがあると便利
水が絡む補修はこれがあると便利

最後に、パイプの先端をそのままにしておくと、ハイドロボールが抜け落ちてしまいます。そのため、パイプの上部には網などを取り付けて、ろ材が流れ出ないようにしておきます。

今回は、ちょうど穴の空いた丸いキャップがあったので、それを流用しました。園芸用のプラスチックネットなどでもいいと思います。

ろ過器(上部フィルター)完成
ろ過器(上部フィルター)完成

ろ過器設置

ハイドローボール

コンテナには、ろ材としてハイドロボールを敷き詰めます。今回はダイソーで5袋用意しましたが、量的には4袋でも十分だったと思います。(サイズは中粒)ただし、そのまま使うとかなり汚れているため、使用前にバケツなどでしっかりと洗っておきます。目安としては、5〜10回ほど水を替えながらすすぐイメージ。

ダイソーでハイドロボール中粒を購入。
ダイソーでハイドロボール中粒を購入。
ハイドロボール(洗浄前)。しっかり洗って、細かい粒子は落としておく
ハイドロボール(洗浄前)。しっかり洗って、細かい粒子は落としておく

ホースの取り回し

ポンプから汲み上げた水は、ホースを使ってコンテナへ送ります。
コンテナの上部に穴を開け、そこにT字型のジョイントを設置してホースを接続します。

コンテナの、一番上部にT字型のジョイントを通す穴をあける
コンテナの、一番上部にT字型のジョイントを通す穴をあける

コンテナ内では、このT字ジョイントで水を二手に分岐。それぞれのホースを配置し、コンテナ全体に水が行き渡るようにします。

上部に使うホースには、ポンチを使って数センチおきに穴を開けておきます。
これにより、水が一点に集中せず、ろ材全体に均等に広がります。

ホースには、ポンチで穴を開けておく。
ホースには、ポンチで穴を開けておく。
上部フィルター完成
上部フィルター完成
Amazonのソーラポンプとプランターで、ビオトープ?アクアポニックス?をDIY
今年からプランターでビオトープをDIYで作って、メダカを飼っています。今回は、その時の水槽の作り方とソーラーポンプ、自作濾過装置の作り方について記録しておきます~。

電源BOXを作成

GEXのエアポンプとAmazonのUSBポンプ

電源まわりの設置

最後に、ポンプとエアポンプを動かすための電源BOXを用意します。

幸い、設置場所のすぐ近くに外部コンセントがあったため、そこから延長コードで電源を確保しました。延長コードは、プラスチック製のボックス(おそらく100均)が転がっていたので、これに収納。

ボックスにはコードとパイプを通す穴をあけておく。
ボックスにはコードとパイプを通す穴をあけておく。

延長コードに、USB変換のアダプターにUSBポンプをつけて、GEXのエアポンプもこのBOXの中に収納。これで雨対策はバッチリ。

順調に循環している
順調に水が循環している

逆流対策も忘れずに

水の逆流が怖いので、水槽の横にある木製ボックスに簡易的な棚を作り、電源BOXを水面よりも高い位置に設置しました。これで、水の逆流リスクを軽減。

高い位置に電源ボックスを設置。中央の開口部も一応ワイヤーネットでフタ。
高い位置に電源ボックスを設置。中央の開口部も一応ワイヤーネットでフタ。

最後に念のため、ワイヤーネット(100均)にA3サイズのプラ板を取り付けた簡易的なフタを、ウナギ返しの上に設置。なくても大丈夫だと思うが、念のため設置しました。

ウナギを投入

そして、いよいよウナギ投入。まずは水道水を約50L入れ、カルキ抜きを少量添加して準備完了。

今回は、最近釣ってきたウナギを2匹投入。あわせて、餌用として5cmほどのシラハエ(オイカワ)を4匹入れてみました。

投入後の様子ですが、今のところ特に問題もなく、元気に泳いでいます。脱走もなく、ひとまずは順調なスタート。ただ、シラハエについては、まだ釣ってきたばかりということもあり、今のところは捕食する様子は見られない。

ウナギ2匹気持ちよさそうでなにより。
ウナギ2匹気持ちよさそうでなにより。

まとめ

普段はパイプに引きこもり
普段はパイプに引きこもり。

今回、プランターを使ったウナギの生け簀をもう一基追加してみました。

材料費は1,000円未満とかなり低コストながら、ウナギ返しやろ過装置もしっかり機能しており、実用性としては十分な仕上がりです。

これで、新たにウナギを釣ってきても、一旦泥抜きや様子見を行うための今回の水槽と、トリートメントを終えてじっくり成長してもらうための生け簀と、2段階で管理できるようになりました。

まだ立ち上げたばかりなので、水質やウナギの様子はこれからですが、ひとまずは順調なスタートです。

そして今年は、去年釣ってきたウナギもだいぶ大きく成長してきているので、そろそろ食べようかと思っているので、また成長の様子や実際に食べてみた感想も、改めて記事にしていきたいと思います。それでは~

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