去年は「はじめてのトーハク」ということで、東京国立博物館へ行ってきました。想像以上のボリュームで、まったく時間が足りず、もう一度ゆっくり見たいと思っています。
けど、その前に、同じ上野にあるもう一つの博物館、国立科学博物館(カハク)も気になっていたので、今回は、名古屋からはるばるカハクへ。初めて行ってみました。

さすがに広い!国立科学博物館の第一印象
カハクに入ってまず感じたのは、「やっぱり広いな」ということ。
ある程度は分かっていたが、実際に来てみると、どうやってこれ回り切ろうかと思った。
展示室はそれぞれがテーマごとに分かれていて、そのひとつひとつが大きく、見どころも多いので、これは一日かかるなという印象。
この日はちょうど特別展が始まる日だったせいかかなりの人出。特別展も魅力的だったが、初めてだったら、常設展示に絞るべきだろう。
前回の初めてのトーハクでは、特別展も欲張ったので、全部回りきれなかった。
チケット
チケットは、移動中の新幹線の中で、事前にアソビュー!を使って購入。
常設展のみであれば、大人630円と比較的リーズナブル。
特別展が開催されている場合は、前売り券を購入すると特典が付いたり、当日よりお得になることもあるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
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日本館からスタート。いきなり見どころ続き
まずは、手前の日本館から見ていく。
建物自体も重要文化財に指定されていて、いきなりこの美しさはヤバい。特に日本館の中央ホールは、1階から見上げる吹き抜けがとにかく圧巻。歴史を感じる重厚な造りで、空間自体が芸術的。
この建物は、上から見ると飛行機の形をしているそうです。当時の科学技術の最先端をイメージしたのだとか。

日本館の中央ホールで圧倒されたあと、そのまま3階へ。
「日本列島の素顔」から始まり、日本に落下した隕石の展示などを見て回りました。

特に印象的だったのが、実際に日本に落下した隕石の数々。
数年前に愛知県小牧市に落ちた「小牧隕石」(私の記憶にも新しいもの)もここに展示されていました。
どうしてここに本物が集まっているのか?と気になって、近くにいたボランティアの方に聞いてみると、ここ国立科学博物館が隕石研究の中核的な機関であること、そして研究者が地道に各地を回って収集してきたそうです。日本では昔から、隕石が神社仏閣などで大切に保管されてきた歴史もあり、比較的残っているケースが多いらしい。

さらにその方が、「地質に興味があるなら、ちょうど研究者のディスカバリートークが5分後に始まりますよ」と教えてくれて、急きょ予定変更。
それは面白そうと、そのまま地球館へ大移動です。初めてなので、こういう情報を教えてもらえるのは本当にありがたい。
ディスカバリートークが想像以上に面白い
地球館3階の講義室へ急いで移動。広くてなかなか遠い。なんとかギリギリ間に合いました。
「日本列島を造る岩石」というテーマのディスカバリートークに参加。
内容はプレートテクトニクスの話で、もともと興味があった分野ということもあり、かなり楽しめました。

ここでは、プレートテクトニクスによって付加体として岩石が形成される仕組みを、分かりやすく解説していただきました。なかなか興味深い内容です。
さらに、展示との関連や、紹介された岩石が館内のどこにあるのかも解説してもらえたので、ついさっき見ていた「変動する日本列島」の展示が、より理解しやすくなりました。

こういう研究者の話を気軽に聞けるのは、国立科学博物館ならではの魅力かもしれません。
レストラン ムーセイオン 地球館2階
ランチは大混雑。でもシステムが優秀
ディスカバリートークが終わる頃には、すでに12時近く。そのまま同じ地球館にあるレストランへ行ってみると、なんと40組待ちの表示。
さすが土曜日はこの混雑も納得。入口には予約番号の発券機があり、番号券のQRコードからメールアドレスを登録すると、順番が近づいたタイミングで呼び出してもらえる仕組み。
これなら、その場で待つ必要もなく、空いた時間で館内を回れるのでありがたいシステムです。
実際、約50分ほど地球館の展示を見ている間に呼び出しがあり、無事にランチへ。

かはくカレーライス
いただいたのは、かはくカレーライス。まずはビールで一息。
博物館といえばカレー、というイメージ。こちらのカレーはしっかり美味しい。レストランは上野精養軒が運営しているとのことで、納得のクオリティでした。

地球館を回る
大地をかける生命
地球館で特に印象に残ったのが、3階の「大地をかける生命」。しかも展示されている剥製はすべて本物。そう考えると、そのスケール感にも納得です。

圧倒されるほどの数の哺乳類の剥製がずらりと並び、空間全体から生命の躍動を感じます。
特に大型哺乳類は迫力があり、思わず足を止めて見入ってしまうほどの見応え。

哺乳類だけでもこれほど多くの種類がいるのかと、改めて実感しました。
日本館に戻ってさらに深掘り
さて、朝の途中で切り上げてしまった日本館へ戻ります。改めて3階の「日本列島の素顔」から見ていくことに。

ディスカバリートークを聞いた後だったこともあり、展示の見え方がぐっと変わり、より深く理解できたのが印象的でした。

さらに、朝に案内してくれたボランティアの方とも再びお会いできたので、「ディスカバリートーク、とても良かったです!」と、お礼も兼ねて声をかけました。毎日ボランティアとしてカハクに関われるのは、ちょっと羨ましいですよね。
日本館では、日本人や日本列島の形成など、金魚の歴史から忠犬ハチ公まで、幅広いテーマが扱われていて、どこを見ても見どころ満載。

身近な題材が多いこともあり、とても面白く、時間が足りないと感じるほどでした。

最後は「シアター36○」
最後は「シアター360」へ。
「シアター360」は、2005年の愛・地球博で展示されていた「地球の部屋」が、国立科学博物館に移設され、「THEATER360(シアター・サン・ロク・マル)」として生まれ変わったものだそう。
ここも人気で、この日は帰り際にようやく30分待ちになったタイミングで並んでみました。
3月のプログラムは、「深海 潜水艇が照らす漆黒のフロンティア」。
実際に潜水艇に乗り込んで深海へ潜っていくような感覚で、暗闇の中に広がる生物の営みをダイナミックに体験できます。
360度のスクリーンに囲まれる映像は没入感が高く、思わず引き込まれてしまう印象的な展示でした。

まとめ
最後はお決まりのミュージアムショップで忠犬ハチ公のお土産をいくつか購入し、カハクを出たのは午後4時ごろ。このあとは月島でもんじゃ焼きを予約していたので、今回はここで終了です。

10時30分ごろから滞在して、約5時間半。
さすが国立科学博物館、見どころ満載で、やはり一日では少し足りないと感じました。
次は気になる特別展があるタイミングで再訪して、もう少しじっくり見てみたいところです。
とはいえ、初めて訪れる場合は常設展示だけでも十分楽しめるので、あまり欲張らずに回るのがおすすめ。今回は一人での訪問でしたが、自分のペースでじっくり見られるのもカハクの良さだと感じました。一人で行くのも、かなりおすすめです。
これから行く方の参考になればうれしいです。それでは〜




