静岡島田へ、世界一!蓬莱橋を渡ってきた

旅ノート

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは。青春18切符の残りがあるので、またまた、子供と二人で日帰りぶらり旅にお出かけるですけど、日帰りだし、あまり遠くへは、行けない。
久しぶりにさわやかのハンバーグを食べるのもいいなと、静岡県へ行って、東海道街道めぐりに行きました。

スポンサーリンク

静岡県島田市

さわやかって、意外と駅の近くは少なくて、ロード店が多いみたいですね。で、今回は島田に行くことにしました。

島田は、静岡県のほぼ中央、大井川の下流に位置して、江戸時代は東海道の宿場町でした。

大井川は、江戸時代に橋を架けることが禁止されていて、人足による川越制度があったところ。その江戸側の拠点が嶋田宿。反対側は金谷宿。

名古屋から島田へ

青春18切符

今回の青春18切符は、この日が最後。

名古屋駅のきしめん

朝が早いと、家で朝食をとるよりも、名古屋駅のホームできしめんが、手っ取り早くて、温かくて、おいしくて、安い。

名古屋駅きしめん
名古屋駅きしめん

東海道本線

名古屋駅できしめんを食べた後、ちょうど次に来た電車が、特別快速浜松行きでした。いつもだと、豊橋で浜松に乗り換えですが、これで一気に浜松まで行けてしまうのでラッキーでした。

しかし朝の特別快速は、結構混んでて、みんな途中で降りないんですよね。結局浜松まで立ちっぱなし。先頭車両に乗ったのが間違いだった。真ん中の方が乗り降りがあって、途中の駅で座れたかもしれない。

浜松では、すぐに静岡行きの普通列車が接続していました。こちらも、先程の特別快速から乗り継いだ人がたくさんいて、座れない。

結局、名古屋駅から島田駅まで、ずーっと読書しながら立ちっぱなしでした。

島田駅

島田駅

島田駅レンタサイクル

島田駅には、10時30分頃到着。今回の目的地は、駅から歩くには、若干距離があるので、自転車を借りることにしていました。事前調査済み。

駅前の自転車置き場に、観光レンタサイクルがあって、1日500円で借りることができます。

島田駅

自転車置き場の中へ入って行くと、ボランティアの方が、自転車を準備してくれました。1台1000円を支払って、返却時に500円が帰ってくる仕組み。

こちらのボランティアのおじさんが、親切にも島田の地図をくれて、モデルコース赤鉛筆で書き込んで案内してくれました。これは、効率よく回れて、大変助かりました。

島田

レンタサイクルで行く島田観光モデルコース

ということで、ボランティアのおじさんに教えてもらったコースを軸にスタート。

島田駅→大井神社→島田宿→大井川マラソンコース→蓬莱橋→(さわやかハンバーグ)→島田駅

レンタサイクル

大井神社

駅前から、旧東海道へは、数分でした。旧東海道沿いに大井神社という神社があったので、参拝させていただきました。地元の初詣の参拝者でとても賑わっていました。

大井川から水を引いているのでしょうか?境内には、池や川が流れていて、泳いでいる鯉もめっちゃ立派。

新年ということでなのでしょうか?「福銭」を頂くことができました。1年間大切にしたいと思います。とてもありがたいです。

御朱印一覧

島田市博物館 大井川川越遺跡

大井神社から、西へ1キロ程度でしょうか、旧東海道を進むと、大井川川越遺跡に到着です。
旧街道らしい道。自転車でも走りやすい。

まもなく、島田市博物館分館に到着。この辺りは、かなり宿場町の雰囲気です。

島田市博物館 分館

島田市博物館は、本館と別館に分かれていて、最初に分館から入ることになりました。入場券は共通でした。

最初の建物は、明治33(1900)年に建てられた旧桜井邸。典型的な立派な日本家屋という感じで、土間には、太い梁があって、とても頑丈そう。かまどが残っていて、今でも全然使えそうな感じ。

吹きガラスの縁側からは、美しいお庭が眺められて、いい雰囲気です。2階には、和室がいくつかあって、掘りごたつのお部屋は、一番最後まで、ここの住人が使っていたお部屋だそうです。

建物の裏には、井戸が残っていました。井戸の中も覗けるように、電気が設置してあります。井戸の壁の石は、大井川の河原から持ってきたのでしょうか?どやって積み上げたのでしょうか???

日本家屋の後ろには、海野光弘版画記念館と民俗資料室があります。

版画の美術館は、あまり見たこと無かったですが、版画の世界もなかなか面白かったです。

最後に、民俗資料室。

私が生まれる前のもの、ギリギリ知っているもの、懐かしいもの、たくさん展示されていて面白かった。息子は中学になりますが、意外にも黒電話とか、結構わかるみたい。

旧日本軍の、軍隊手帳とか、国防婦人会バッジとか、貴重なものもたくさん展示されていました。電卓も今の時代と比べると、ものすごい進化ですよね。

隣の建屋には、たらいと洗濯機。ぐるぐる回す脱水機付き。家の洗濯機と同じHITACHIだよっていうと、息子がそんな昔からあるの?って驚いてた。

大井川川越遺跡

大井川川越遺跡

箱根八里は馬でも越すが 越すに越されぬ大井川

番宿と川越人足

川越人足とは、大井川を渡るために、お手伝いをしてくれる人のこと。この人たちにお金を払って、大井川を渡る必要があったそうです。その人足の集合場所が番宿と呼ばれる場所だそうです。

島田市博物館分館の近くには、番宿がいくつもあって、中を見せてもらうことができます。この辺りは、一度大火によって焼失したため、明治頃に建てられた家屋が多く、昭和後期ぐらいまでは普通の家として使われていたそうです。

最近は島田市が買い上げて、大井川川越遺跡一帯の古い家を保存しているらしいです。

機織り機

札場と呼ばれる建物の奥の部屋を覗いたら、どうぞ見学していってくださいと、声を掛けれたので中を見せてもらいました。こちらでは機織りのワークショップを開いていて、機織りの先生と呼ばれる方が、建物のことや宿場、機織りのことなど、色々教えてくださって、とても面白かったです。

大井川川越遺跡

機織り機の、左側にあるまりの様な布の塊は、布団に使われていた布を細く切ったものだそうです。
よく見ると、昔我が家にもあった、懐かしい布団の布の模様ではないですか。昭和の時代はみんなこんな布団でしたよね。

その布を織り込んでいくことで、少し厚手のカッコいい生地なるんですね。

素敵なハンドバッグやトートバッグに再生されていました。素晴らしいです。

川会所

大井川を渡るには、この川会所で、「川札」を買わないと、渡れません。
川札は、その時の川の水量で値段が変動するそうです。

増水しすぎると、川留めといって、川を渡ることができない状況が続くこともあったそうです。そんなとき、嶋田宿は江戸の様に賑わったそうです。

水が深いときは、料金は高いし、流される危険はあるし、川を渡るなら、浅くて安全で安い時がいいですね。

大井川川越遺跡

こちらは連台越し。エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスという感じでしょうね。

島田市博物館

川会所のすぐ隣には、島田市博物館の本館があります。先ほど別館で入場券を購入しているので、共通で入館できます。

たまたま、2階の常設展示が改装中だったようで、今回は1階のみの見学。

こちらも、大井川の越し方を中心に、江戸の旅事情について、詳しく展示があって面白かったですよ。

博物館の入場券を穴開けてしおりにしてくださいねコーナ―があったので、しおり完成。
今回しおりを忘れてきたのでちょうど良かった。

大井川の河川敷をサイクリング

島田市博物館

博物館の前にある川越気分が味わえる撮影スポット。

撮影したら、堤防道路を超えて、河川敷におります~。

大井川はの河川敷は、ものすごく広い公園になっていて、かなり長くて広いマラソンコースがあります。ここを爽快にレンタサイクリングで、次の目的地へ向かいます。

途中、東海道本線の鉄橋は、立派なトラス橋が2本。橋脚がレンガだったので、これも結構古いんでしょう。こんな立派な橋、江戸時代の人が見たらなんというでしょうかね。

20分ぐらい自転車で走ると、見えてきました。世界一の橋が。

蓬莱橋

世界一の橋、「蓬莱橋」に到着。
何が世界一かというと、「世界一長い木造歩道橋」らしいです。

確かに、木造の歩道橋で、こんなに長いのは見たこと無い。

全長が約900m。この辺の大井川は川幅がめちゃくちゃ広いので、昔は橋を架けるのも大変だったでしょう。

今でこそ、上流にダムができて、流量は少なめですが、何度も流されているそうですね。

現在の通行料は100円です。

蓬莱橋

奥に見える台地が、お茶で有名な牧之原台地。お茶を作るために、作られた橋でもあるそうです。

実際に渡ってみると、これが意外と長い。

左右に遮るものがなく、油断すると橋から落ちるので、風が強い日は特に注意した方がよさそう。風が強すぎると通行止めになるらしいです。

対岸に到着すると、おみやげを売っている陽気なおじさんから、「しずおか茶コーラ」ていうコーラ買ってみました。本当にちょっとお茶っぽいコーラで美味しかったですよ。

橋から少し登ると、フォトフレームとか、幸せになる鐘と長寿の鐘だったかなぁ?があるというので、ぐるっと回って見てきました。鐘も鳴らしてきましたよ。

風は強かったですが、天気がよくて、富士山もきれいに見えていました。写真の右に小さく富士山わかりますかね?

蓬莱橋の往復は約40分ぐらいでした。

お土産屋さんで、箱がかわいくて「茶箱」を買っちゃいました。中のお茶も濃くて美味しかったですよ。

げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか 島田店

さて、蓬莱橋見物も終わったし、お昼は、さわやかでハンバーグと決めていました。蓬莱橋から、自転車で約10分。さわやか島田店に到着。午後2時前ぐらいに入店しましたが、待ち時間は40分以上でした。地元でも大人気なんですね。

ハンバーグが到着したら、お店の人が、目の前でカットして、ジューーって、やってくれました。

さわやか 島田店

レアなハンバーグと一緒に頼んだパンも旨かった~。

まとめ

島田の街、今までほとんど知らなかったけど、見どころが多くて、とても面白かったです。

大井川川越遺跡や蓬莱橋は、駅からは微妙に離れているので、レンタサイクルで回れて、とても効率的でした。ロード店の「さわやか」でハンバーグも食べれましたし。

久しぶりの東海道の旅、今回もいろんな発見があって、いい旅でした。それではまた~

\35歳以上の約8割は歯周病。健康を保ちたいあなたへ/

タイトルとURLをコピーしました