はい。こんにちは。今回は、阪神・近鉄 直通15周年記念1dayチケットで、神戸三宮駅周辺をぶらり街歩きしてきました。無料スポット満載で、結構楽しむことができたので、ご紹介いたします。
阪神・近鉄 直通15周年記念1dayチケット
阪神と近鉄が大阪難波駅で直通して15周年になるそうで、それを記念した1日フリーパス「阪神・近鉄 直通15周年記念1dayチケット」が2024年4月15日(月)~6月30日(日)の期間限定で発売されていました。
価格は、1枚1,500円。これで、近鉄奈良駅から大阪難波と阪神全線が乗り放題ということでかなりお得。
奥さんの実家が奈良県なので、今回はこのきっぷを利用して、阪神沿線をぶらり旅してきました。
神戸三宮
神戸三宮へは、大阪からJR、阪神、阪急電車で約30分。奈良県からも直通の快速急行で約1時間~1時間半で行けます。
神戸観光と言えば、神戸港のモザイクやメリケンパーク、南京町(中華街)などの観光名所が有名ですよね。また、少し北には、北野異人館街や六甲山もあって、見どころ満載です。
ですが、有名なスポットはだいたい行ったことがあるので、今回は三宮駅周辺を街歩きしてみようと思います。
三宮駅のスタバで朝食
近鉄の生駒駅から、快速急行を乗り継いで10時頃到着。
まずは、駅近くの神戸国際会館地下のスタバで朝食。ここのスタバは、席数が多くて、ゆったりと朝食をとることができました。
神戸市役所展望ロビー
さて、最初の目的地は神戸市役所の展望ロビー。地上100mの高さから、神戸市内が一望できる無料スポット。
休日の開放時間は、午前10時から午後10時まで。
三宮駅前から、港へ向かって伸びるフラワーロードと呼ばれる道を10分も歩けば到着。
新緑の街路樹が鮮やかだ。右側の大きな高層ビルが神戸市役所。
入口から入ると、すぐに展望ロビー行きのエレベーターが分かりやすく表示されていました。
すぐに展望ロビーに到着。
まずは海側。天気が良くて、抜群の眺望。ポートアイランド、その奥には神戸空港の滑走路まで見えます。
展望ロビーのボランティアガイドさんに聞いたところ、このビルは平成元年竣工で、阪神大震災も経験しているそうです。その当時は、高層ビルはこのビルぐらいで、周りの高層ビルはほとんど震災後に立ったらしいです。
少し西側を向くと、高層ビル群の奥に、メリケンパーク。高層ビルいっぱいで都会だなぁ~
北側には、六甲山脈、そして三宮駅。大きな道路が、歩いてきたフラワーロード。
夜の10時まで開いているそうなので、夜もまた、夜景がキレイなんでしょうね。
ここで、神戸税関広報室見学のチラシを頂いたので、税関へ行ってみることに。
東遊園地
神戸市役所のすぐお隣は、東遊園地と呼ばれる公園。歩いているだけでも気持ちいい。
慰霊と復興のモニュメント
そして、東遊園地の中に、震災に関する施設があります。
半地下への入口を入ると、コンクリートの壁に、この施設に寄付した方々の名前がぎっしり。
そして、天井が噴水になっている部屋へ到着。こちらには、震災で犠牲になった方々の名前が一人ひとり刻まれていました。
マグニチュード7.3 死者6,434人 行方不明者3名。
我が子は、ここはちょっと違う空間だと、悲しい空気だったと、感想を述べていました。
こども本の森 こうべ花時計
そして、こども本の森。こちらは、子供の図書館。
そして、立派な花時計。いつもこんなに花が咲いているのでしょうか?いろんな花がキレイに咲いていました。
明日を夢見る、カギを見つける。本をひらく、世界がひらく。本のモニュメントがかわいい。
神戸税関 広報展示室
国道2号線を歩道橋で超えて、高速道路の下をくぐると、巨大な船の形をした建物が現れました。
右側の交差点の前が入口。さっそく中へ入ります。
まず代表者の名前と何処から来たか等、簡単な受付票を記入。
庁舎
いきなり玄関ホールがとても美しい空間。
このホールは、数年前のNHKの朝ドラ「まんぷく」ロケで使われたみたい。確かにこんなシーンがあった。他にも、「海賊とよばれた男」「アルキメデスの大戦」等のロケにも使われたそう。
この建物は、2代目の庁舎で、昭和2年竣工。近代化産業遺産にも指定。外装は花崗岩とタイル張りの重厚な造りで神戸港の要としてその威容を誇りました。
中庭がまた素晴らしい。2代目はレトロで税関の旗がなんともいいのですが、3代目も近代的でなかなか。
広報展示室
2代目庁舎には、広報展示室があります。
ここは、結構見応えありましたよ。
薬物や拳銃、コピー商品等、日々いろんなものが密輸されてるんですね。そして、隠し方が、また、いろんな方法があって面白いと言ってはダメなんですが、関心してしまいます。
広報の方は、とても気さくな方で、税関のお仕事について、お話して頂きました。
通常の貨物のチェック以外に、海上パトロールで瀬取りの監視、漂流物のチェックなど、神戸税関だけでも、太平洋側、日本海側とかなり広範囲の海を監視しているそうです。
違法薬物なんかは、国内に広がる前に食い止めることが、一番効率的だ大事なんだそうです。日々の業務ご苦労さまです。密輸みつけたら、密輸ダイヤルに通報しましょうね~。
簡単なアンケートに答えると、缶バッチがもらえます。私がもらった缶バッチはレアだそうです。いえ~ぃ。
税関の向かい側には、「KIITO|デザイン・クリエイティブセンター神戸」1927年築、「新港貿易会館」昭和5年築の登録有形文化財など、昭和初期の建物が今でも健在。
こういう、レトロな産業遺産的な建物が仕事場だとなんかいいですよね。
神戸三宮フェリーターミナル
神戸税関を出ると、フェリーが見えたので、フェリーターミナルへ行ってみました。
歩いて5分程で到着。3階には展望テラスがあって、ちょうどジャンボフェリー(小豆島・高松行)が出航するところを見送り。
いつか、これに乗って小豆島に行こ~。
左側には、宮崎行のオレンジフェリーが停泊中。朝ついて、夜出発するそうです。
ピアハウス・オアシス食堂
さてさて、フェリーターミナルから、戻って来ると、「かけうどん170円」の看板。ちょうど時間は12時前。この安さに惹かれて、入ってしまいました。
私と奥さんは、カレーセット(うどん付き)600円をシェア、子供は天ぷらうどんをチョイス。3人で食べても1000円以下。
これが安いのに、なかなか旨い。大学の学食を思い出す懐かしい感じ。いや~入って良かった。
周辺で働く多くの人たちでとても賑わっていました。
日本一短い国道 国道174号
さてさて、三宮方面へ戻りますが、先ほどの神戸税関に差し掛かったとき、「日本で一番短い国道です 187.1m」の看板に遭遇。
道との遭遇。
この看板の地点から、高速道路をくぐった先の国道2号線との交差点までが、国道174号線。
確かに短い。終点が見えるし。おにぎりも、1つ確認。
去年は龍飛崎の階段国道へも行ったなぁ~。道マニアもなかなかおもしろい。笑
旧居留地
神戸市立博物館
最後に向かったのは、神戸市立博物館。ここも常設展なら無料で入れるそう。
特別展もよさそうな展示なら、入ろうと思っていたのですが、次回展示会準備のため休館とのこと。
いや~残念でした。
博物館は残念でしたが、旧居留地も雰囲気が良くて歩いているだけでもなかなか楽しい。
博物館の前には、今では珍しい電話ボックス。しかも木造でかわいらしい。
博物館の裏には、明治5年頃に完成したレンガ造りの下水道。一部は今でも使われているらしい。
ケーニヒスクローネ
最後に立ち寄ったのはホテル ケーニヒス・クローネ 神戸。
お土産にクローネを買って、その場で1ついただき。サクサクで旨い。
まとめ
10時頃から約3時間程度、三宮駅からフラワーロードに沿って、街ブラしてみましたが、見どころたくさんあって、驚きました。
神戸は何度も来ていますが、今回立ち寄ったところは、初めてのスポットばかりで、特に神戸税関は少しマニアックでしたが、とても新鮮で面白かったです。
なかなか税関を見に神戸へは行かないですもんね。笑
三宮駅から数時間で見れる場所なので、時間があれば、マニアックな三宮のスポットへ立ち寄って観るのもいいと思いますよ~。
この後、夕方に尼崎駅に立ち寄ったので、そちらもどうぞ。
それではさよなら~