富士山の頂上に最近までドームがあったこと覚えていますか?
夏に訪れた富士山レーダードーム館の記録と、道の駅で食べた富士吉田うどんの記録です。
富士山レーダードーム館
レーダードーム
かつて富士山山頂に設置されていた「富士山レーダー」。
富士山レーダーは、1964年から1999年まで富士山頂で気象観測に使用されていたレーダーで、台風や大気の状態を監視するために重要な役割を果たしていました。
特に、伊勢湾台風で死者行方不明者5,000名という大災害によって、台風の被害を減らすためにも、台風の位置を正確に把握することが社会的急務となっており、気象庁が気象レーダーを設置を促進することとなりました。
アクセス
富士山レーダードーム館は、道の駅富士吉田のすぐお隣。
富士吉田忍野スマートICからもほど近く、国道138号線からすぐ。
忍野八海や、北口本宮富士浅間神社からも近くです。
富士山レーダードーム館
レーダードーム館では、実際に使用されていたレーダー機器や、富士山頂での厳しい気象条件下での観測の様子、気象観測技術の発展について学ぶことができます。
体験型の展示もあり、訪れる人々は気象観測の仕組みを楽しく理解することができます。
さらに、富士山に関する自然や歴史、文化も紹介されているため、富士山の全体像をより深く知ることができる施設となっています。
入場料は、大人:630円 小中高生:420円 でした。
開館時間は、午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
火曜日 ※7・8月は無休
詳しくはホームページを確認してください。
まずは、噴火について学ぶ。
宝永の大噴火の時の様子。江戸時代も相当な災害だったことが想像できます。
山頂にあった時の様子が再現された模型。
富士山レーダードームで実際に使われていた観測機器
富士山山頂体験
こちらのシュミレーターで、富士山山頂の真冬の極寒を体験。
私達が選んだのは、ブリザードコース。真夏なので、短パンに半袖なので、めちゃめちゃ寒かった~。
新田 次郎
新田次郎(にったじろう)は日本の小説家であり、特に山岳小説や歴史小説で知られています。
本名は、藤原寛人。山梨県出身で、この富士山頂の気象レーダー建設に携わた気象学者でもあります。
こちらは、直筆の気象観測記録の展示。
昭和6年7月4日とあります。すでに亡くなった僕の祖母が生まれた頃の記録。
こちらは、小説「富士に死す」の取材ノート。
私は、「劒岳〈点の記〉」を読んだことがあったので、とても興味を惹かれました。
今度は、「富士に死す」を読んでみたい。
屋上に出ると、レーダードームが間近に。
こんなに大きくて比較的軽い構造物が、富士山頂の過酷な環境の中で無傷なのがすごいですよね。
展望台からは、富士山が見えるのですが、すでに雲がもくもくと。山頂がかろうじてって感じ。
富士吉田うどん
この地方の郷土料理、名物富士吉田うどんを、お隣の道の駅で頂きました。
レーダードーム館に車を停めたまま、歩いて「道の駅富士吉田(軽食コーナー)」へ来ました。
食券を買う方式で、暑い中頼んだのは、温かい「肉わかめうどん」580円でした。
見た目は、普通のうどんですが、麺が太くて、硬めで、弾力がある特徴的なうどんでした。名古屋の味噌煮込みうどんの麺に似ている感じかな。
出汁は、シンプルであっさりとしていて美味しかったです。
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道の駅には、モンベル 富士吉田店が併設。
せっかくなので、富士吉田オリジナルのウィックロンTシャツをゲット。
まとめ
NHKスペシャルで、レーダードームを山頂に設置する様子を特集した番組がありました。
レーダードーム館のシアタールームで放映されているので、見るともっと理解が深まっておすすめです。
この周辺は観光スポットもたくさんありますが、1~2時間程で見ることができるので、近くに来た際は、富士山レーダードーム館に立ち寄って、吉田うどん食べてみていかがでしょうか~
駐車場には、富士山の伏流水を汲める場所、「富士山の水汲み場」もありました。ペットボトルがあると、冷たくて美味しい水も飲めますよ~。
それでは~。