私が、いつもウナギを狙う場所には、たいていテナガエビがいます。テナガエビは、ウナギの餌としても最高ですが、食べてもとても美味しい食材です。私も毎年1回ぐらいは採ってきたきたテナガエビを素揚げににして食べています。今回は、誰でも簡単テナガエビの素揚げレシピを紹介します。
意外と簡単に採れる
テナガエビを捕まえるには、釣るか、網ですくうか、でしょうか。食べるのであれば、私は後者をおすすめします。テナガエビは、日中は、岩陰に隠れてしまい、釣るしか選択肢はありません。まぁ、釣るのもさほど難しくないのですが、暑いし、釣ったテナガエビは、針を口から外すときに、上手に外さないと、すぐに死んでしまうんですよね。なので、夜暗くなってから網ですくうのが私のおすすめ。
夜になると、テナガエビは、川の石積などに、ノコノコと出てきます。ヘッドライトで水面を照らすと、テナガエビの目がピンクに光るので、すぐにわかりますよ。テナガエビを見つけたら、すかさずエビ採り網で、バサッとやると採れます。慣れない内は、網を2つ用意して、エビの後ろに網を構えて、エビの正面からもう一つの網を近づけてあげると、網に捕まってくれますよ。
多い時には、1時間で、数十匹は採れると思います。6月から8月にかけてが良く採れる時期ですかね。
捕まえたら、まずは泥抜き
捕まえたエビは、バケツで生かして持って帰ってきます。1晩泥抜きをすると、雑味がなくなり、とても美味しい素揚げになります。
泥抜き方法は、まず帰宅したら、バケツの水を水道水に入れ替えて、ブクブクを入れます。2~3時間後には、水がかなり汚れてくるので、水を入れ替えます。これを数回繰り返すことでかなり泥抜きされます。テナガエビは、水道水でも死んだりはしませんのでジャンジャン水替えして大丈夫です。
調理
調理は、まず、生きたエビをボールに移します。次に、ボールにラップを張ります。ラップの隙間から、料理酒をエビがつかるぐらいまで、注ぎ込みます。このときエビは、激しく暴れまくりますので、必ずラップを先にしてから、お酒を投入する様にしましょう。しばらくすると、おとなしくなります。
エビがおとなしくなったら、油を180℃まで熱し、3~4匹ぐらいずつ投入します。3分ぐらいでカラッと上がります。最後に塩を振りかけて完成です。