はい。こんばんわ。先日久しぶりに、釣りに行ってきました。
2月ということで、期待はしていませんでしたが、案の定、釣れませんでした。
それでも暗くなってから、カサゴが3匹(内1匹はリリース)、セイゴが2匹釣れたので、お刺し身と、残ったあらを骨せんべいにしてみました。
カサゴとセイゴの捌き方
釣果
今回釣れたカサゴは、22cmとカサゴにしてはなかなかのサイズだったので、今回持ち帰って来ました。もう2匹は15cmぐらいでしたが、1匹針を飲み込んでいたので、こちらも持ち帰ってきました。
後は、15cm前後の2セイゴが2匹。とてもお寒い結果でした。
![カサゴ](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3851-1024x972.jpg)
![カサゴ](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3852-1024x574.jpg)
下処理
カサゴもセイゴも小さいので、やることは同じです。
まず、鱗をとって、内蔵を取り出して、頭を落とします。セイゴはカサゴよりも小さいので、頭を先に落としたほうが捌きやすいです。
簓を使って、血合いをきれいに洗い流します。
![カサゴ](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3857-1024x756.jpg)
きれいになったら、3枚におろします。
![カサゴ](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3859-1024x628.jpg)
カサゴとセイゴの皮をはいで、腹骨をすいておきます。
![カサゴとセイゴの刺し身](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3863-1024x513.jpg)
骨、カマ、頭はカリカリの唐揚げにするので、取っておきます。頭の部分は硬いので、半分に割っておきます。はいだ皮も唐揚げにしてみます。
![あら](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3861-1024x706.jpg)
塩水処理
ここで、さばいた切り身を塩水で洗っていきます。細かい鱗などがついているので、きれいに洗い流します。
塩水の作り方
塩水処理をすることて、臭みも取れて、より美味しくなりますよ。
海水と同じ濃度の3%の塩水を作ります。
簡単です。
1Lに対して、大さじ2杯の塩。
![塩水処理](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3865-1024x818.jpg)
できた塩水に、切り身を入れて、優しく洗います。
つけすぎると、塩分が強くなりすぎてしまうので、1~2分程度したら取り出して、ペーパーで拭き取ります。
![塩水処理](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3867-1024x799.jpg)
![塩水処理](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3872-1024x653.jpg)
ペーパーで水分を拭き取ったら、冷蔵庫に入れておきます。
これで、刺し身の準備は完了。
あらも塩水で洗って、同じ様に水分を拭き取って置きます。
あらの唐揚げ 骨せんべいの作り方
火を通りやすくする
カサゴの骨や頭は、硬いので、包丁で叩くように、切り込みを入れてとくと、火の通りが早いです。
![骨せんべいの作り方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3877-1024x780.jpg)
![骨せんべいの作り方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3878-1024x727.jpg)
塩をふる
あらに塩をふって10分ほど置くと、水分が出てきます。これをすることで、臭みが抜けます。
![骨せんべいの作り方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3880-1024x686.jpg)
![骨せんべいの作り方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3881-1024x542.jpg)
片栗粉をつける
流水で洗い流して、水分を拭き取ったら、片栗粉をつけます。
ビニール袋に、片栗粉を大さじ3入れて、あらを入れてシャカシャカ振ります。
ある程度片栗粉がついたら、バットにあけて、細かいところにも、片栗粉を塗りつけていきます。
![骨せんべいの作り方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3883-1024x820.jpg)
![骨せんべいの作り方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3884-1024x742.jpg)
揚げる
今回は、フライパンで揚げてみました。
米油をフライパンに入れて、温度を160度にセット。
![米油](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3886-909x1024.jpg)
![揚げ方](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3889-768x1024.jpg)
![温度](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3887-691x1024.jpg)
温度が上がったら、硬い頭、背骨を先に入れていきます。
何度かひっくり返しながら、8~10分ぐらい、低温でじっくりと揚げていきます。
![骨せんべい](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3891-768x1024.jpg)
![骨せんべい](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3893-1024x894.jpg)
この後、カマやはいだ皮、すいた腹骨も一緒に唐揚げに。
![骨せんべい](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3894-1024x979.jpg)
刺し身と骨せんべいの完成
刺し身は、少しだけ気になる小骨があったので、最後に毛抜で抜き取りました。
セイゴ2匹とカサゴ大小2匹で、結構なボリューム感の刺盛り完成。
![カサゴとセイゴの刺し身](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3898-1024x810.jpg)
骨唐揚げも、ビオトープからパセリを取ってきて、盛り付けて完成。
![カサゴとセイゴの頭の唐揚げ](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3897-975x1024.jpg)
まとめ
![](https://unagi-note.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG_3903-1024x786.jpg)
カサゴの刺し身は、甘みがあって、もちもちでした。セイゴはカサゴよりもあっさりとした感じで、安定の旨さ。
やっぱり、釣ってきた魚は旨い。
骨せんべいは、塩をふって、ザクザクいただきました。ビールのつまみに最高でした~。セイゴの頭も美味しかった。皮の唐揚げも旨い(笑)。
22cmのカサゴの骨は、ちょっと硬かったので、もっと揚げた方が良かったかな。
カサゴもセイゴも簡単に釣れる魚なので、皆さんも是非やってみてください。
それでは、また~