はい。こんばんわ。2023年7月青森函館の旅、2日目の宿泊地は、青森県青森市。龍飛崎からあちこち周ってき、到着したのは午後5時ぐらいでした。レンタカーを返却して目の前が、本日宿泊の東横INN青森駅です。駅が目の前で、港も近いし、中心市街地も近く、観光にはとてもいい立地です。
青函連絡船 八甲田丸
ホテルにチェックインして、一息ついてから、八甲田丸へ向かいました。
一度は乗ってみたかった青函連絡船ですが、運航が終了してもう20年以上も経つんですね。青森港には、最後まで活躍した八甲田丸が停泊していて、博物館として公開されています。
青森駅の上には、青森ベイブリッジ、その下には「あおもり駅前ビーチ」という砂浜が広がっています。駅前に港や砂浜があるって、とてもいいですね。多くの家族連れでにぎわっていましたよ。
観光案内所で、パンフレットとマンホールカードをもらって、駅前を散策しながら、八甲田丸へ向かいます。
青函連絡船 青森桟橋 可動橋跡
津軽海峡冬景色歌謡碑
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
いよいよ、八甲田丸の船内へ入ります。船全体が博物館になっています。
2Fが乗船口になっていて、チケットカウンターや、オリジナルグッズを販売している売店があります。
青函ワールド
3階に上がると、青函ワールドというコーナーがあります。
青函連絡船の歴史を知ることができるミニシアターとジオラマが展示してあります。ジオラマは、「昭和30年代 活気にあふれる青森駅」がリアルに再現されていて、昭和を感じることができました。
元々は東京「船の科学館」にあった羊蹄丸の中にあったものを、愛媛県新居浜市を経て八甲田丸に移設されたそうです。その様子もミニシアターで見ることができます。
青函鉄道連絡船記念館
青函ワールドの隣が、元グリーン船室(鉄道のグリーン車と同じ)。一部ですが、リクライニングできる立派なシートが当時のまま並んでしました。
青函連絡船の模型や写真、寝台室、船長室等を見学することができます。写真は大正時代の青森駅だそうです。
4F ブリッジ 無線室
4階に上がると、ブリッジや無線室がそのまま残されてます。ブリッジでは、風力計や速力計、レーダ等をまじかで見ることができます。外へ出ると、国鉄のマークのある煙突の中かから、一番上に上がることができて、そこが展望台となっています。
1F 車両甲板/車両展示
順路に従うと、今度は1Fまで降りて、車両甲板に行きます。
ここでは、青函連絡船ならではの光景を見ることができましたよ。
車両甲板には本物の鉄道車両が保存されていて、鉄道車両をそのまま運べる船を実感できます。
車両甲板には、線路が6本?ぐらい設けられていて、かなりの数の貨物車を収納できたのだと思います。
船の中に線路っていうのも凄いし、脱線もなく出し入れできていたのが凄いですよね。
船には、列車を固定するための連結器まで設置されていました。
地下1F 機関室
最後に、地下1階の機関室です。この船の心臓部になります。巨大なディーゼルエンジンが並んでいて、相当なパワーが出るんだろう想像できます。1台1,600馬力エンジンが8基で、2本の巨大スクリューを回していたそうですよ。
青森駅前
八甲田丸を降りて、外から八甲田丸を眺めた後、青森港と青森駅をぐるっと回ってみました。
多くの線路が桟橋へ繋がっていた名残が至るとこにありました。駅のホームはとても長く、もう使われなくなった線路には、草が茂っていました。今では、短い電車しか来ないみたいで、少し寂しいですね。
駅前に戻ってきて、駅前の居酒屋さんで、青森郷土料理を頂きました。ホタテの貝焼きみそや、十和田バラ焼きなど、美味しいものいっぱいでしたよ。
たまたまですが、この日は、花火大会が行われていて、大勢の人が海の方へぞろぞろと歩いていくので、私たちも散歩がてら行ってみました。
八甲田丸と海を挟んで反対側は、大きな公園「青い海公園」があって、青森ベイブリッジと八甲田丸の夜景を楽しみながら散歩できるようになっていて、とてもいいところでしたよ。
花火も観れてラッキーでした。
青森ベイブリッジ
青い海公園は、多くの人で混雑していたので、青森ラブリッジという歩行者専用の橋を渡って、八甲田丸の方へ向かいました。ラブリッジを渡るとすぐに、ベイブリッジの橋脚から橋の上に登れるようになっていたので、登ってみることにしました。
橋の上にきてみて、大正解でした~。何人か花火見物されている方もいましたが、それほど混んでもなく、綺麗な八甲田丸の夜景と花火を同時に楽しめましたよ~。
2日目の宿泊は、東横INN
東横INN青森駅前は、立地が良くて、とても良かったです。もうちょっと早く着いたら、駅前の観光地とか、のっけ丼とか、色々楽しめたんですけどね。それは次回のお楽しみにしておきます。