東海道の旅 二川宿をぶらり

旅ノート

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休日で天気もよかったので、久しぶりに子どもと一緒に、宿場町を歩く東海道の旅へ出かけた。
今回の行き先は、愛知県豊橋市にある 二川宿
東海道五十三次の宿場のひとつで、今も本陣をはじめ、当時の面影を感じられる静かな町並みが残っている。

観光地として大きく賑わう場所ではないが、ゆっくり歩くにはちょうどいいのが宿場町だ。

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豊橋市の二川へ

朝8時頃、JR名古屋駅から、豊橋行き新快速で1時間弱、豊橋駅に到着。さらに普通列車浜松行きに乗り換えて一駅「二川」駅に到着。

二川駅

二川駅は、豊橋方面・浜松方面ともに、1時間に3本ほど電車がある。
駅舎は新しく、エスカレーターも備えた立派な造り。
駅前には「東海道二川宿」の案内板があり、ここから宿場町散策が始まることを知らせてくれる。

二川駅
立派な駅舎
二川駅
二川宿

二川宿

二川宿は、二川駅から東へ約1キロ、歩いて10分ほどの場所にある。
旧東海道はいかにも旧街道の道幅で、その割に車通りが多く、歩くときは注意が必要。
通り沿いの民家や商店には、二川宿の暖簾を掲げているところも多く、雰囲気があっていい。

二川宿 旧東海道
旧街道の道幅
二川宿の暖簾
二川宿の暖簾

高札場跡と和菓子屋

駅から歩くこと約10分、通りがクランク状になった脇に 高札場跡 の石碑を見つけた。
高札場とは、幕府や大名が法令や禁令を掲示した掲示板のようなもので、宿場の人目の付きやすい場所に設置されていた。
二川では、本陣資料館の駐車場に復元されたものが置かれている。

高札場跡の目の前にある 二川中原屋 さんで、おやつに「おさつういろ」を購入。
さつまいもがゴロゴロ入った柔らかいういろうで、甘さ控えめ。とても美味しかった。

豊橋市二川宿本陣資料館

本陣資料館に到着。駐車場には、高札場を再現した掲示板が置かれている。
道路に面した部分は旧本陣の建物で、奥にある建物が資料館になっている。

入場料を支払い、まずは資料館から見学。

二川宿本陣
本陣は立派。格子塀がいい雰囲気
二川宿本陣
二川宿本陣高札場
高札場復元

本陣資料館

本陣資料館には、江戸時代を中心に再現された展示が数多くあり、旅に関する資料が多い印象。
宿料の包紙や、歌川広重の浮世絵も展示されていて、江戸時代の旅事情がよくわかる。
まさに「東海道の資料館」といった雰囲気で、江戸時代を楽しめる。

二川宿本陣

資料館を一通り見学した後は、本陣の建物へ。
こちらの建物は、現存する本陣としては全国でわずか2カ所しかない貴重なものだそう。

建物の半分は当時のままの建物で、奥側は復元された部分になっている。柱や梁をよく見ると、その違いが分かる。

本陣は、大名専用の宿泊施設だったため、トイレやお風呂もお殿様専用のものが用意され、とても豪華。
今でいうスイートルームのような造りで、とにかく広く、美しい畳や中庭が、情緒ある風景を作り出していた。

二川宿本陣
さすが本陣。
二川宿本陣
御殿様用
二川宿本陣
お風呂も広い
二川宿本陣
殿様用トイレは畳
二川宿本陣
普通の人用

旅籠屋「清明屋」

本陣のお隣には、旅籠屋「清明屋」がある。
本陣ほど立派ではないものの、当時としては十分にしっかりした旅館といった感じ。
トイレやお風呂は本陣に比べると小さいが、江戸時代にしては立派な造りで、きちんとした設備という印象。いまでいうビジホかな。
また、当時の食事の再現も展示されていて、見ていてなかなか面白かった。

旅籠屋「清明屋」
足洗ってくれるんですかね?
旅籠屋「清明屋」
番頭さんは、ここに座るのか。
旅籠屋「清明屋」
江戸時代の旅籠の食事。なかなかのご馳走
旅籠屋「清明屋」
小便器
旅籠屋「清明屋」
トイレ
旅籠屋「清明屋」
お風呂 ちょっと狭い

山崎精肉店の本陣コロッケ

本陣資料館周辺は、かつて旅籠がひしめき合っていた様子が感じられ、多くの建物には昔の屋号が掲げられているのが面白い。

旅籠屋「笹屋」は、現在「山崎精肉店」というお肉屋さんになっている。ちょうど小腹が空いていたので、名物の 本陣コロッケ をいただいた。
本陣コロッケは、中に味噌が入ったちょっと変わったコロッケで、揚げたては格別に美味しい。

「本陣コロッケ」という名前は、昔このお隣の本陣で副業としてお味噌を作っていたことに由来するそう。現在はそのお味噌は食べられないが、本陣のお隣という縁で、味噌入りコロッケが作っているそう。コロッケを揚げてくださったお母さん、とても気さくで、いろいろなお話を聞かせてくれた。

二川宿は、本陣から駒屋あたりまでの区間が、街道らしい趣が一番感じられる。

二川宿

通りを真っ直ぐ見通せないように作られたクランクの道もきちんと残っていて、最初に見た高札場跡と同様に、ちゃんと宿場の両側に施されていて、宿場の面影を感じることができる。

二川宿
わざわざ、真っ直ぐ見通せないようにする

黒壁の古い建物も数多く並び、とても風情がある。

二川宿

商家「駒屋」

商家「駒屋」も、立派な建物が現存している。手前側の建物は自由に見学が可能で、土間を抜けるとギャラリーやカフェなどがあり、にぎわっていた。
ギャラリーでは書道家の展示が行われており、力強くかっこいい書がとても印象的だった。

商家「駒屋」
商家「駒屋」
商家「駒屋」

二川八幡神社

最後に訪れたのは、二川八幡神社。
間口は鳥居の幅ほどしかなく、奥に続く参道を進むと本殿が見えてくる。
ちょうど翌日が秋のお祭りだったため、境内ではお祭りの準備で忙しそうだった。

まとめ

秋の気候も良く、久しぶりの街道巡りはとても快適だった。
本陣資料館の展示は内容が濃く、見応え十分。街全体も東海道の宿場町を意識した街づくりがされていて、とても良かった。
朝10時頃に二川駅に到着し、駅からの往復はおよそ2時間ほどの散策だった。

この後は、豊橋に戻ってカレーうどんでしめくくり。

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