東海道の旅 二川宿をぶらり

旅ノート

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はい。どーもこんにちは。休日で、天気もよかったので、久しぶりに宿場をまた一つ、子供と東海道の旅へ出ました。行き先は、愛知県豊橋市の二川宿。

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豊橋市の二川へ

朝8時頃、JR名古屋駅から、豊橋行き新快速で1時間弱、豊橋駅に到着。さらに普通列車浜松行きに乗り換えて一駅「二川」駅に到着。

二川駅

電車の本数は、豊橋方面、浜松方面ともに、1時間に3本ぐらい。
駅舎は新しく、エスカレータもある立派な駅舎。駅前には、「東海道二川宿」の案内板がありました。

二川宿

二川宿は、二川駅から東に1キロ程離れた場所にあり、10分ぐらい歩くと宿場の名残が出てきます。
旧東海道は、道が狭い割に車通りが多いので、車に注意しながら歩いていきます。

通り沿いの民家や商店は、二川宿の暖簾を掲げているところが多くていいですね。

高札場跡と和菓子屋

駅から10分程歩くと、通りがクランクになっていて、その脇に高札場跡の石碑がありました。

高札場とは、幕府や大名が法令や禁令を掲示した掲示板の様なもので、宿場の人目の付きやすいところに設置されていたはず。二川では、本陣資料館の駐車場に復元されたものがありました。

高札場跡の目の前にある二川中原屋さんで、「おさつういろ」というさつまいもがゴロゴロ入ったういろうをおやつに購入。とても柔らかいういろうで、甘すぎない感じで、中々美味しい。

豊橋市二川宿本陣資料館

本陣資料館到着。駐車場には、高札場を再現した掲示板。

道路に面した部分が、旧本陣の建物。奥川が資料館になっていて、入場料を払って、先ずは資料館から見学。

本陣資料館

資料館は、江戸時代を中心に再現した展示が数多くあり、主に旅に関しての展示物が多めで面白い。宿料の包紙や歌川広重浮世絵もあって、江戸時代の旅事情がよくわかりますね。東海道の資料館っていう感じ。

二川宿本陣

資料館を一通り見た後は、本陣の建物へ。こちらの建物は、現存する本陣としては、2カ所しかないうちの一つらしいです。

建物の半分は、当時の建物そのもので、半分から奥側は復元されたものらしいです。実際に柱や梁よく見ると分かります。

本陣は、大名がお泊りになられるお宿なので、トイレやお風呂もお殿様専用のものが用意されていてとても豪華。今でいうスィート。それにしても、広いです。美しい畳と中庭でとても情緒ある風景を作りだしていました。

旅籠屋「清明屋」

こちらは、本陣のお隣の旅籠屋。本陣程立派ではありませんが、それでもいい旅館の部類にあたるのでしょうか?トイレとお風呂は本陣に比べるとだいぶ小さいですが、ちゃんとしたトイレとお風呂って感じ、江戸時代にしてはいいんじゃないかなぁ。お食事の再現もあって中々面白かったですよ。

山崎精肉店の本陣コロッケ

本陣資料館周辺は、旅籠がひしめき合っていた様で、多くの建物には、昔の屋号が掲げられているのが面白いですね。

旅籠屋笹屋さんは、今では「山崎精肉店」というお肉屋さん。ちょうど小腹が空いていたので、本陣コロッケを頂きました。本陣コロッケは、中身に味噌が入っているちょっと変わったコロッケ。揚げたてでとても美味しかった。

本陣コロッケという名前は、その昔お隣の本陣では、副業でお味噌を作っていたらしいです。現在はそのお味噌はもう食べられませんが、本陣のお隣ということで、お味噌のコロッケを作ったそうですよ。
コロッケを揚げてくれたお母さんが他にも色々とお話ししてくださいました。とても気さくで素敵なお母さんでしたよ。

二川宿は、本陣から駒屋の辺りが一番街道の趣がありますね。駒屋の前辺りは、クランクもしっかり残っているし、黒壁のいかにも古い建物も数多く並んでします。

商家「駒屋」

商家「駒屋」も、立派な建物が残っています。手前側の建物は、自由に見学が可能。

土間を抜けておくには、ギャラリーやカフェ等があって、結構にぎわっていました。

ギャラリーでは、書道家の方の展示が行われていました。かっこいい書が素敵でした。

二川八幡神社

最後に訪れたのが、八幡神社。間口が鳥居の幅しかなくて、奥に続く参道を進んでいくと、本殿がありました。ちょうど次の日が秋のお祭りだったため、お祭りの準備で忙しそうでした。

まとめ

秋はいいですね。気候も良く、久しぶりの街道巡りは、快適でした。

本陣資料館は内容が濃くて面白かったし、街全体も東海道の宿場を意識した街づくりしてて良かったですよ。

朝10時頃に到着して、駅から約2時間の往復でした。

この後は、豊橋に戻ってカレーうどん。それではまた~。

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