久しぶりの金魚メモになりますが、オランダのランちゃんが11月に体調を崩し、残念ながら亡くなってしまいました。ここでは、そのときの症状の変化や対処したことを、簡単にまとめておきます。
15L水槽での落ち着いた2匹暮らし
今年のはじめに、ピンポンパールのポンちゃんが亡くなってしまい、そこからはずっと、オランダのランちゃんと、流金系のちびちゃんの2匹で過ごしてきました。
ランちゃんはとても愛嬌があって、オレンジと黒の模様もバランスよく、本当にかわいい子でした。

18Lほどの小さな水槽なので、ポンちゃんが亡くなって、金魚は2匹になったことで、これぐらいがちょうどいいサイズなのか、水の汚れも少なく、週に1回程度の水換えで、お互いに体を寄せ合うように泳いで、ずっと仲良く、安定していました。

転覆症状が出たときの対応(餌止めと経過)
8月を過ぎたころから、ランちゃんにときどき転覆気味の症状が出るようになった。
そんなときは、いつも 2日ほど餌を止める という方法で様子を見るようにしていました。
餌を欲しそうに必死でねだってくるが、そこはぐっと我慢。ここが難しい。
なんとか秋までは安定していて、転覆の兆候があっても、2〜3日で元気な泳ぎに戻ってくれていました。
転覆の原因と簡単な対処
金魚が転覆気味になる原因のひとつは、消化不良だそう。
ついつい、多くあげがちになるが、普段から餌は控えめにしておくのがいい。
金魚には胃袋がなく、餌は腸で直接消化されます。そのため、食べ過ぎや消化不良で腸にガスがたまりやすく、浮き袋に影響して転覆する。実際、ピンポンパールのポンちゃんも、転覆病が原因で亡くなりました。
転覆症状が出てしまった場合は、まず次の3点に気をつけてみてください。
- 2日ほど餌を控える
- 回復してからは沈下性の餌に切り替える
- しばらく塩浴をする

11月に入って、転覆が回復しなくなってきた
11月に入ると、ランちゃんの転覆症状がこれまでのように回復しなくなってきました。水草に体を預けるような感じで、ちょっとしんどそう。これまでは餌を控えることで数日で元気に回復していたが、水温低下も重なってか回復が遅れるように。

11月になって水温が23度ぐらいまで低下してきたので、26度設定のヒータをセットして、塩分も投入。それでもなかなか回復しない。11月中旬になり、更に悪化。

さらに鱗の状態も若干良くない様子で、、松かさ病のような症状も見え始めたため、塩分の濃度も高めにして、投薬(グリーンFゴールドリキット)を開始し。それでも、回復することなく、残念ながら数日後には静かに旅立ってしまった。
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ランちゃんは、うちに来てから約2年半が経っていました。一般的にオランダの寿命は2~5年ほどらしく、少し短めではありますが、ランちゃんはしっかり平均寿命の2年以上を生きてくれました。
毎日エサをねだる姿や、ちびちゃんと寄り添って泳ぐ様子が本当に愛らしくて、今はらんちゃんに感謝の気持ちをおくりたい。ありがとう。
亡くなった朝、子どもと一緒に、ポンちゃんと同じ庭の南天の木のもとに埋葬しました。

まとめ
8月の終わり頃から転覆気味になることが増えたランちゃん。
消化不良が原因と思うが、餌を数日控えることで何度も回復してくれていた。
しかし11月に入り、これまでの対処では戻らないほど体調が悪化し、最期は底の方でとても苦しそうだった。翌朝、静かに息を引き取っていた。
うちに迎えて約2年半。ポンちゃん同様、ランちゃんもしっかりと2年以上を生きてくれた。尾ぐされ病とか、体調が悪いことの何度かあったけど、その都度元気に回復してくれて、とても懐いてくれた子でした。
癒やしの存在がまた一匹行ってしまったのはとても寂しいけど、ありがとうと伝えてたい。
ひとりになったちびちゃんはだいぶ寂しそだったが、一週間ほどたった今は、毎日元通り元気に餌をねだってくる。落ち着いたら、また新しいお友達を迎えてあげようと思う。
それでは。。。
▼23度ぐらいが丁度いい▼

