少し前、我が家の金魚・ピンポンパールのポンちゃんが転覆病で天国へ旅立ちました。
まんまるで、小さいヒレを一生懸命フリフリして泳ぐ姿に癒されていたので、いなくなってやっぱり寂しいです。
転覆病で旅立ったポンちゃん
今年はじめ、約2年生きたピンポンパールのポンちゃんが旅立って行きました。
その原因は、おそらく転覆病から、免疫力が落ちて、そこからの感染症だったんじゃないかなと思います。
その時の状況はこちら
オランダのランちゃんの転覆対策
ポンちゃんと同時期にやってきたオランダのランちゃん。
こちらもまるまる太ってとっても可愛いのですが、最近たまに完全にひっくり返って寝てることがあって、「え、死んでる!?」って焦るレベル。
で、しばらくするとスッっと戻って、いつも通りご飯をパクパク食べるのですが、ちょっと怖いし、ポンちゃんみたいにならないように、転覆対策始めました。

餌を変えてみた
転覆病は、特に丸っこい体型の金魚はなりやすいみたい。
さらに、ネットで調べてみたら、沈下性のエサの方が、転覆病にはいいらしい。
さっそく、金魚売り場で、沈下性の餌を探してきました。
今まで水が汚れにくいからって、ずっと浮上性のエサをあげていました。
浮上性と沈下性のエサ、なにが違うの?
金魚のエサには「浮上性(ぷかぷか浮くタイプ)」と「沈下性(すとんと沈むタイプ)」の2種類があります。それぞれに良さと注意点があるので、ざっくり比較してみました
浮上性
メリット
- 水が汚れにくいこと。餌が沈まないので、もし食べ残しがあっても、回収できるので、魚をはじめて買うならこちらがおすすめ。
- 与えた餌の量が把握しやすい。
- 餌を上げるたびに、水面に上がってくるので食べてる様子が観察しやすいですね。
気になる点
- 食べるときに空気を飲みこみやすく、転覆の原因になることもあるらしい。
- 消化不良で金魚のお腹にガスがたまりやすいらしい。
- 泳ぐのが下手な金魚は、食べるのが大変らしい。
沈下性
メリット
- 泳ぎの苦手な魚でも食べやすい
- 空気を飲みにくいので、転覆病の予防になるらしい。
- 自然な「下で探して食べる動き」ができる
気になる点
- 底砂によってはが掃除しにくい。
- 底に残ると水を汚す原因になることも(特に食べ残し)
餌を変えた効果は

家のランちゃんチビちゃんは、沈下性に変えたら、最初はめちゃめちゃ戸惑ってました。笑
いつもは餌が浮いてるので、餌が沈んでいっても、いつまでも水面を探し回っていました。
しばらく経つと、沈むことを学習したのか、最初はおねだりで水面に上がってきますが、餌を与えると、底の方へ餌を追いかけていくようになりました。金魚も意外と賢いですね。
で、転覆に対する効果は、転覆の頻度が明らかに減った気がしてます。
ただ沈下性の餌にして、調子に乗ってたくさん与えたら、やはり転覆してしまいました。
金魚が「餌ちょうだい」と寄ってきても、ぐっと我慢して、量を控えめに保つこと。
これが何より大事だと感じました。
金魚の個体差もあるので、様子を見ながら合うタイプを探してみるのが一番いいですね。
まとめ 転覆対策には「餌の見直し」と「量の調整」がカギ!
・沈下性の餌に変えることで、転覆の頻度は確かに減った。
・ただし、今まで通り与えすぎると、結局転覆するから、どんな餌でも量は控えめが大事。
「可愛いからついあげすぎちゃう」でも、長生きしてほしいからそこは我慢。
ちょっとの我慢が愛情かもしれませんね。それでは~
