はい。どーも。金魚の飼育って、こんなに難しいの??ってつくずく思います。
家の金魚、先日、赤斑病が治ったと思ったのも束の間、今度は、3匹とも尾ぐされ病とポップアイの症状が、、、。
今回は、かなりの重症。赤斑病が治ったと思ってから3日ぐら いして、特にチビちゃんが沈んで全く動かない状態になってしまった。はやり、水槽全体に菌が回っていたのだろうか。
尾ぐされ病の症状
尾ぐされ病とは
金魚の尾ぐされ病は、主に細菌感染によって引き起こされる病気で、金魚の尾びれや背びれが腐食し、徐々に短くなったり、ボロボロになったりします。この病気の主な原因菌は、エロモナス属やフレクシバクター属の細菌が原因らしい。
尾ぐされ病の治療方法について、ネットで見てみると
- 感染した魚を隔離する
- 抗生物質(オキシテトラサイクリン、エリスロマイシンなど)を使用する
- 塩浴(0.5〜1%の塩水)を行い、細菌の増殖を抑制する
- 水質を改善し、治療期間中も清潔な環境を保つ
尾ぐされ病は早期に発見して治療を行うことで、回復することができるということらしい。
この子たちを死なせるわけにはいかない。
金魚闘病日記
初期症状
まず、リュウキン系チビちゃんとピンポンパールのポンちゃんが、水槽の底にお腹を付けた状態で、動かない。
いつもは真っ白で、キレイなチビちゃんの長い尾びれも、先がボロボロとしてきて、充血が見られる。
体表にも、粘液が出てて、いかにも調子が悪そう。餌をあげても、チビちゃんとポンちゃんは無反応。
これは、かなり重症だ。これはすぐに投薬しないと治らないと思いました。
とりあえず、手元にあった、白点病のメチレンブルーの薬「グリーンFリキッド」を投入しました。
細菌が繁殖しないように、ゼオライトも撤去。
ポンちゃんは、赤斑病はキレイに治っているが、目が白く濁って、ポップアイの様な症状。
塩分濃度も0.5%程度まで上げて、1日様子を見ました。
2日目
症状は良くならない。チビちゃんとポンちゃんに尾ぐされの症状が出始め、元気だったランちゃんも、白っぽくなって、ヒレの先もギザギザしてきた。
3日目 症状が悪化
症状が更に悪化。チビちゃんの尾びれには、赤い充血のライン。尾びれもボロボロになってきた。ポンちゃんの目もひどく白く濁ってしまった。
泳ぐ元気もなく、底に沈んだまま。
グリーンFゴールドリキッドで治療開始
このままでは、死んでしまいそうなので、尾ぐされ病に効く薬を買ってきた。
「グリーンFゴールドリキッド」2,000円ぐらい。
これを、用法通りに10Lのバケツに、10ml程度入れた水と、0.5%の塩水。先週かったケアウォータも投入。
これ分かりにくいのですが、蓋の上が計量カップになっていて、真ん中の線が5mlで満タンが10mlです。
薬を入れる場合、活性炭が入っていると活性炭が薬を吸着してしまうため、ろ過装置の活性炭をただのろ過用の綿に変更。
ろ過装置と水草も、毎日流水で綺麗に洗い流して、清潔な状態を保ちます。
4日目 症状が改善
昨日までが、嘘のように症状が劇的に改善。
まず、あれだけ底で沈んで動かなかったチビちゃんとポンちゃんがヒレを立てて泳ぎ始めた\(^o^)/
尾びれままだボロボロだし、目も白く濁ったままだけど、餌をおねだりするようにまで回復してきました。
でも、餌は数粒だけにしました。
金魚は、消化器官があまり発達していないらしく、胃をもたないため、消化不良を起こしやすいそうです。
餌を食べるだけでもかなりの体力を消耗するらしいので、病気のときは特に餌のあげすぎは禁物らしい。これ知りませんでした。
5日目 順調に回復
毎日、グリーンFゴールドリキッド入、0.5%の塩水で、3分の2の水換えを行って、順調に回復してきました。
尾びれの充血もなくなり、ポンちゃんの目もだいぶ回復してきました。ランちゃんは症状も軽かったため、もう元気いっぱい。
6日目 ほぼ完治
6日目からは、グリーンFゴールドリキッドを半分、塩分濃度も少しずつ薄くしていくことにしてみました。
チビちゃんのヒレもだいぶキレイになってきた。ポンちゃんの目ももう少しで治りそう~。
まとめ
はい。ということで、改めて金魚飼育って難しいな~と思ったこの1ヶ月でした。
最初は、赤斑病から始まって、尾ぐされ病になり、重症になってしまって、、、本当に死んでしまうかと思いました。
今回のことで学んだ、金魚の体調が悪くなった時の対処として、重要なポイントまとめておきます。
- 餌はあげなくていい
金魚は餌なしで1週間ぐらい生きられるし、餌をあげない方が体力の消耗を抑えることができる。 - 水は毎日ぐらい変えたほうがいい。
毎日ろ過装置も含めて掃除が大事。特に病気のときは、ガラス面などにシスト呼ばれるネバネバした汚れがつくので、それもキレイにする。 - 薬は適切なものを
今回使ったグリーンFゴールドリキッドは、劇的な効果をもたらしてくれました。
どんな薬を与えればいいかわからないときは、ペットショップに店員さんに、金魚の写真を見せれば、適切な薬を勧めてくれると思います。
少し値段はしますが、薬の力はやっぱり凄いと思いました。
とにかく、みんな元気に治って良かった。
夏だからといって、油断はしてはいけないですね。
最初は温度計の誤表示のせいで、急激な温度変化を与えた結果、赤斑病になり、そのまま尾ぐされ病へと続いてしまいました。
改めて、普段から適切な温度管理と水質管理が大事だと思いました。
皆さんの金魚も、もし病気になったら、参考にしてみてください。それでは~。