前回、初の春のウナギ釣りで1匹釣り上げ、意気揚々と持ち帰ったウナギでしたが、、、
不覚にも、3日目にして生け簀の中で死なせてしまいました。
原因と反省
生け簀の環境(50Lプランター/エアなし)
私、ウナギは丈夫だから、50Lもあれば、ウナギは1週間ぐらいは余裕で生きられる。そう思い込んでいました。
日曜日に前回作った即席の生け簀に移して、オキアミや金魚の餌などを与えながら、様子をみていましたが、特に変わった感じもなく元気そうに見えていたのですが、、、

3日目の夜、仕事から帰った時は、ちゃんと生きていました。
そしてその2時間後、水を変えてあげようとしたとき、仰向けになって死んでいたのです。(泣)
原因と対策
原因は、おそらく酸素不足。
週末にでもソーラーのポンプを使って、エアー対策はするつもりでしたが、甘く見ていました。
オキアミや金魚の餌をあげて、少し白濁りしていたので、もしかしたら水質も悪化していたのかもしれません。
何れにしても、最低限エアレーションぐらいはしておくべきでした
捌いて食べたら、美味しかった
ウナギをひろいあげたとき、すでに死後硬直が始まっていましたが、目もまだきれいな状態でした。
命を無駄にしてはいけないと思い、ウナギの命をいただくことにしました。
捌いてみる
少し小ぶりとは言っても、食べられないサイズではない。
まずは、目打ちして、いつもの様に背開き。
中から、釣り針が出てきました。そうか。なるほど、これでは餌は食べないか。。。
※どうやるのかは謎ですが、ウナギは自分で針を外すらしい。
胃袋の中は何もなくて、とてもきれい。
いつもとは違う2級河川なので、臭みを心配しましたが、3日間泥抜きされたせいか、全く臭みはありませんでした。

焼いてみる
いつもは炭火で焼くのですが、今日は晩ごはんも食べ終わった後だったので、とりあえずキッチンの魚焼きグリルで焼いてみることにしました。
身を4等分し、骨と肝も一緒に、魚焼きシートを引いて約10分焼いてみました。
焼いていると、すごい脂が出てきました。こんなに脂があるものかと思うぐらいで、魚焼きシートの上は、ウナギの脂でグツグツと音を立てています。


実食
さて、実食。
わさびを添えて食べてみると、、、これは!美味い。
さすがウナギ。2級河川出身とはいえ、ウナギはウナギ。この味は他の魚には出せない。
白焼きに、わさびが絶妙にあう!


そして肝も、塩でいただきました。しっかり火も通ってるし、大丈夫でしょう。これまた、いつもの天然ウナギと変わらない。
泥抜きの効果なのか?臭みもなく、とても美味しく頂けました。
最後に一緒に焼いた背骨も、自身の脂でしっかりカリカリになって、骨せんべいでした。
ということで、頭以外は余すことなく、いただきました。命に感謝。
まとめ
というわけで、最初の今年のウナギ第一号は、生け簀で育ててから食べようと思ってたのが、不覚にも死なせてしまったため、予定より早く食べることになってしまいました。
とはいえ、さすがウナギ。とても美味しかった。
次の週末には、またウナギ釣りにチャレンジし、生け簀の復活を目指していきたいと思います。
