鉄道と港のまち・敦賀を観光してきた

敦賀観光 旅ノート

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はい。こんにちは。今日も街をぶらぶら、観光してきましたよ。
今回は、福井県敦賀市。昔はよく釣りに来ていて、釣りか、原発のイメージでしたが、近代の歴史的遺構がたくさん残っていて、すごく魅力的な街でした。もうすぐ北陸新幹線も開業するということで、新しいスポットもたくさんできているみたいで、いいですね~。

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敦賀市街エリア

敦賀駅前

来年に北陸新幹線開業を控えて、再開発が進んでいる駅前は、新しい駅舎や店舗ができて、とても都会的な雰囲気になています。スターバックスもありましたよ。
新しい駅舎でも、昔から駅にある駅そば(「あまの」さん)もちゃんと引き継がれていました。駅そば好きの私は、とりあえず食べておきましたよ。注文したのは「おぼろそば」とろろ昆布がのっているシンプルなお蕎麦で、お値段も400円ぐらいで、ザ駅蕎麦って感じでしたよ~。

敦賀市立博物館

市立博物館は、博物館通りと呼ばれる場所にあって、駅からは少し離れています。こちらは、旧大和田銀行本店の建物で、建物自体が歴史的建造物で、見る価値ありますよ。外観は銀行らしく、とても重厚で、内部も西洋風でレトロな空間がとても素敵でした。こんな建物を職場にしたいわ~。
大和田さんは、市民にも開かれた施設にするとうことで、地下にはレストラン3階には公会堂の様な集会スペースまで用意していたらしいですよ。敦賀最古のエレベータも展示してありましたね。まさに、敦賀の近代化を支えた施設ですね。

須崎の高灯篭

こちらは博物館通りから、更に西に進んで、運河を渡ったところにあります。こちらの灯篭は現存する日本海沿岸の最古の石積の灯台らしいですよ。建造は1802年。
江戸時代の北前船の時代から大活躍だったんでしょうか??

敦賀ヨーロッパ軒本店 ソースかつ丼

福井と言えば、ソースかつ丼と言われるほどの名物ソウルフードですね。創業100年を超える元祖ソースかつ丼のお店、ヨーロッパ軒。敦賀ヨーロッパ軒は、分家らしいのですが、それでも歴史は80年ぐらいでしょうか。昭和の洋食屋さんっていうイメージで、建物も内装もレトロでかわいいですよ。
お昼ご飯は、こちらで頂きました~。頼んだのは、「カツ丼」と「スカロップ」。
「カツ丼」は、たっぷりのごはんに、大きなカツが3枚。特製のソースがたっぷりとしみてとても美味しかったですよ。ボリュームも満点でした。全部食べ切れなくても、お持ち帰り用のケースがあるので安心。そして「スカロップ」は、とんかつに少し甘めのソースがかけてある洋風とんかつ。こちらもとても美味しかったですよ。敦賀ヨーロッパ軒にきたら、是非食べてもらいたいですね。

氣比神宮(気比神宮)

越前國の一之宮。正面の立派な鳥居は、奈良・春日大社の鳥居、広島・厳島神社の鳥居と並び、「日本三大木造鳥居」だそうです。そういえば、敦賀には三大松原の気比の松原もありますね。
思いがけず、「日本三大木造鳥居」コンプリート!!
鳥居をくぐって、すぐに、長命水と呼ばれる水が湧き出ていますので、少し頂きましたよ。これで長生きできるはずです。御朱印も頂きました~。

御朱印一覧

敦賀港金ケ崎エリア

敦賀港エリアは、最近まで鉄道の線路が伸びていて、港には駅があり国際航路との接続地点だったそうで、歴史的な建物やストーリが今に伝えられることで日本遺産にも認定されているそうです。

敦賀鉄道資料館

資料館の建物には、敦賀港駅とかかげられています。こちらは、当時の敦賀港駅を復元して建てられたものだそうです。資料館は無料で開放されていました。明治から昭和にかけての貴重な資料や、国際都市敦賀の痕跡を見ることができます。
東京発ベルリン行きの切符が存在してたというのは、ちょっと驚きですね。その名も「欧亜国際連絡列車」なんか、かっこいいですね。東京から敦賀港まで乗ってきて、そのままロシア・ウラジオストックを経て、シベリア鉄道でヨーロッパへ行けちゃったんですね。当時は飛行機もないから、これがメインルートだったのでしょうか??そんな旅、私もやってみたい。
こちらでは、マンホールカードもいただけましたよ~。

人道の港 敦賀ムゼウム

鉄道資料館から、港沿いにウッドデッキの様なきれいな場所を歩いていくと、「人道の港 敦賀ムゼウム」があります。こちらが実際に敦賀港駅があった場所になるそうで、目の前の岸壁からロシアに向かって定期国際航路があったそうですよ。こちらの資料館は、ユダヤ人難民やポーランド孤児が敦賀港に上陸したことに関する人道の港としての歴史を紹介する施設となっています。杉原千畝さん発給の命のビザの話は有名ですね。信念、良心に従った千畝さんはかっこいいですよね~。
悲しい歴史が繰り返されますが、なぜ世界から戦争はなくならないのでしょうか?

こちらでも、先ほどの鉄道資料館とは別のデザインのマンホールカードがいただけましたよ。

敦賀赤レンガ倉庫

赤レンガ倉庫が、鉄道ジオラマとレストランに生まれ変わっています。外には、ディーゼル急行が保存されていました~。懐かしい国鉄色ですね。赤レンガ倉庫は、明治時代のオイルの倉庫だったらしいですよ。ジオラマ館は、明治から昭和初期の敦賀の街並みが再現されていて、結構大がかりなものでしたよ。子供たちは喜びますね~。

敦賀港駅ランプ小屋

赤レンガ倉庫の側に、もう一つスポットがありました。こちらは、旧敦賀港駅のランプ小屋と呼ばれる施設で、列車の灯火に使用されるカンテラの燃料を保管していた倉庫らしいですよ。カンテラとは、ランプのことですね。昔は列車の灯火もランプだったんですね。
ランプ小屋の横には、松尾芭蕉さんの石碑もありましたよ~。

泉のお清水

ランプ小屋があった旧敦賀港駅から、現在の敦賀駅までは、ところどころ途切れていましたが、まだ線路が続いていました。なんかレールが残ってるだけで、ちょっと嬉しいですね。
その途中に、「泉のおしょうず」と呼ばれる場所ががあって、名水が湧き出しているところがあります。こちらは、戦国時代に農民たちに発見されて以来、生活を支える水場として600年以上かれることなく涌き続けているそうですよ。

旧北陸本線廃線跡めぐり

北陸本線の長浜~敦賀~南今庄間は、旧北陸線トンネル群と呼ばれ、旧北陸本線は、現在でもほとんどが車道となっての残っています。数多くのトンネルが、登録有形文化財として今でも実際にくぐることができるので、トンネルマニア必見です。詳しくは、後日アップいたします。

まとめ

はい。今回は車で一日観光してきましたが、江戸から昭和初期まで、とにかくレトロな雰囲気が多くて、めっちゃいい街でした。市内の観光だけなら、電車で来て、レンタサイクルでも十分楽しめると思います。トンネル群へは、車があるといいですね。今回は、市街地とトンネル群だけでしたが、気比の松原や、郊外にも神社仏閣、日本海岸のきれいな海と、中々見どころたくさんの街でしたよ。
関西圏や東海圏から近いのもいいですよね。次回はトンネル群の報告します。

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