世界遺産青森三内丸山遺跡で縄文のこころを感じた

タイトル 旅ノート

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はい。こんにちは。今日は、先日の東北旅行で行ってきた、青森三内丸山遺跡について、ご紹介しま~す。青森空港と青森市街の丁度真ん中あたり、新青森駅からも近いし、子供の勉強にはなるし、一度は行ってみて損はない施設でしたよ。

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施設概要

入場料 大人410円 高校生・大学生 200円 中学生以下無料

見学時間: 09:00~17:00

詳細はこちらで確認してください

三内丸山遺跡

三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)は、平成に入ってからの発掘調査で縄文時代前期~中期の大規模な集落が見つかったことで、整備・公開に至り、令和に入って、「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、世界遺産にも登録されたそうです。

今回の青森、函館旅行で知ったのですが、この辺りはこちらの遺跡以外にも、縄文時代の遺跡がたくさんあるみたいで、この地域全体が、縄文推しみたいですね。世界遺産に登録されたことも影響しているのでしょうが、縄文に関する見どころも多いです。

見どころ

青森空港から30分もかからない内に、三内丸山遺跡に到着しました。まだ朝早かったので、人はそれほど多くありませんでした。

エントランスは、よくあるテーマパークの様な大きな建物に囲まれて、なかなか立派な感じ
早速、建物の中に入って、入場券を購入。

縄文時代の服を着て、写真を撮れるコーナーもありましたね。撮ってないですけど。
入って、まず、シアタールームがあるので、遺跡を紹介するビデオを見てから遺跡に向かうのがいいと思います。

竪穴建物

外にでると、芝生の緑が鮮やかな広大な原っぱが現れます。ここに、復元された建物等が点在しています。まず目に入ってくるのが、私も学生時代に教科書に出てきた建物です。名前が出てこなかったので、子供に、何て言うたてものだっけ?って聞くと、すぐに「竪穴式住居」という言葉がでてきました。そうだ。竪穴式だ。作りは意外と頑丈そうで、合掌造りの様な立派な屋根でした。中に入ると、燻した香りが漂っていましたね。

南盛土

盛土とは、穴を掘ったときの土砂や焼けた土や土器、土偶等が継続的に捨てられていて、盛土となった場所のことらしいです。盛土の断面には、土器などが入っていることがよくわかります。この場所の他にも、北盛土や西盛土も発見されているそうです。結構大きな集落だったのでしょうか?

大型掘立柱建物

この施設のシンボル的な復元建物で、柱の穴の後から、推定して建てた建物らしいです。竪穴は6の目の様に6個配置され、柱は直径1mほどになり、正確に4.2m間隔で並んでいるそうです。

大型掘立柱建物の奥側に、ドームがあります。こちらは、お墓を保護している建物らしく、中には大人のお墓、子供のお墓があるそうです。

さんまるミュージアム

縄文の村を一回りして、涼しい建物に戻り、次は、常設展示室のさんまるミュージアム。
この遺跡で出土した多くのものが展示されていて、縄文人のくらしやこころを感じることができます。

土偶、土器、石槍、釣り針等、とてもいい状態で、展示されています。特に土偶は、大きいものから小さいものまで、とても種類が多く興味深いです。かなり精巧に作られていて、縄文時代の技術高さに驚きでした。

縄文ビッグウォール 収蔵庫

博物館では、出土した土器の接合や復元等の作業も行っていて、その様子や収蔵庫をガラス越しに見ることができます。そこには大量の土器が収容されていて、遺跡の大きさを実感できます。反対側の壁は土器の破片でつくられた巨大な壁、縄文ビッグウォールになっています。

まとめ

青森空港から、青森市内方面へ向かう途中で、比較的アクセスも良かったので、今回立ち寄った三内丸山遺跡でしたが、思ってたより、とても見どころが多くて、なかなかおすすめなスポットでしたよ。

特に小学生のこどもがいる家族には、とてもお勧めですね。。教科書に出てくる縄文時代そのものって感じで、歴史を学べるとおもいます。だいたい3時間ぐらいあると、ゆっくり見れていいと思います~。

次は、津軽半島へ

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