はい。どうもこんにちは。
暑くなる前に思って、6月に子供と二人で、10年ぶりに私の地元にある博物館明治村へ行ってきました。
天気は曇りでしたが、暑かった。。。
小学生の頃に数回、こどもが生まれてからも2回ぐらい行ったことがありますが、今までなんとなく回っていた感じでしたが、今回は歴史もしっかりみながら、できるだけ多くの施設をしっかりと見て回ろうと行ってきました。
博物館明治村とは
明治村は、愛知県犬山市にある野外博物館。この博物館は、明治時代(1868年〜1912年)の建築物や文化を保存・展示することを目的として、1965年に開設されたそう。
広大な敷地(ディズニーランドとディズニーシーを合わせたくらいの広さらしい!)の中に、当時実際に使われていた歴史的建造物が移築・復元されていて、歩いて回るだけでまるで明治時代にタイムスリップしたような気分になります。
帝国ホテル中央玄関や、旧東山梨郡役所、聖ザビエル天主堂など、重要文化財級の建物も多く、建築・歴史・文学など、いろんな視点で楽しめるのが魅力です。
私は、明治から昭和初期のレトロな時代の雰囲気が大好きなのですが、今回改めてじっくり見て回ってみると、知らなかったことも多くてとても面白かったです。
歴史好き、博物館好きの人なら、絶対に一度は行くべきスポットだと思います!

アクセス
車でのアクセスが一番一般的。駐車場は1日1000円。冬季(12月〜2月頃)は500円と少しお得になります。
公共交通機関は、名鉄犬山駅から明治村行のバスが一般的です。駅前から出ているので、アクセスは比較的スムーズ。
私は、地元でそう遠くないので、今回は奥さんに車で送ってもらいました。
理由はビール飲みたかったから。笑
料金
2024年7月現在の入場料は以下の通りです:
- 大人:2,500円
- 高校生:1,500円
- 小・中学生:700円
うちの子は中学生なので700円、私はもちろん大人なので通常なら2,500円ですが……
実は、名古屋の栄に行ったときに金券ショップで、名鉄の株主優待券をGET!
これを使えば入場料がぐっとお得になります。もし行く予定がある方は、愛知県内の金券ショップお事前にチェックしてみるといいかもしれません。きっとあるはず。
詳しくは明治村のホームページでご確認を
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1丁目 10時~
正門でもらった紙のマップがボロボロになるまで回って行きます。
正門から入場したので、一番南側の1丁目から回っていきます。

三重県尋常師範学校・蔵持小学校
最初に訪れたのが、「三重県尋常師範学校・蔵持小学校」
「師範学校」とは、小学校の先生を養成するための学校です。
三重県尋常師範学校は、三重県津市にあった建物で、明治6年(1873年)に設立されました。

擬洋風建築ですね。一見洋風だけど、基本は日本建築。


同じ建物の一部として、「蔵持小学校」の教室も再現。
中に入ると、昔の教室がそのまま残っていて、黒板・木製の机・教科書などが展示されており、子どもたちがどんな環境で学んでいたかを体感できます。
ちょうど七夕の飾り付けがされていたので、私も今の仕事が成功するように、書いておきました。


聖ヨハネ教会堂
次に訪れたのは、聖ヨハネ教会堂。
元は北海道函館市にあり、1887年(明治20年)にしたそうです。
特徴は、ゴシック様式を取り入れた美しい木造建築と、色鮮やかなステンドグラス。
建物も100年以上前の建物とは思えないほど、美しく保存されていて、驚きました。


ここで見たステンドグラスは、本当にめっちゃ綺麗でした。他に誰もいなかったこともあり、静けさの中でその美しさをゆっくりと堪能できたのが印象的でした。


西郷從道(さいごう よりみち)邸
あの西郷隆盛の弟さんの邸宅。陸海軍の大臣だったらしい。
洋風の家具や食器が、明治時代の上流階級の暮らしをリアルに伝えてくれる。



森鷗外・夏目漱石住宅
次は明治の文豪、森鷗外と夏目漱石が相次いで借りて住んだという和風の家。


明治36年(1903年)から夏目漱石がこの家に住み、『吾輩は猫である』をここで発表したそうで、小説の中に描かれた家の様子は、実際のこの家の姿をよく表しているらしいです。


三重県庁舎
一丁目の中でも代表的でこの大きな建物が三重県庁舎。県庁だけあって、めっちゃ立派。

建物の中には、昔の時計や鉄道のレール、時刻表、地図などの鉄道資料がたくさん展示されていて、鉄道好きや歴史好きにはたまらないスポット。
普段なかなか見ることができないものが多くて、ここでも結構な時間を費やしてしまった。






二重橋飾電燈
高さ5.2メートルの鋳鉄製で、ドイツのHARKORT社が製造したもの。
重厚で立派な作りから、明治時代では最先端の技術だったことが想像できます。

「憲法発布宮城二重橋御出門之図」にも描かれていて、その当時から存在していたものが、こうして明治村で実際に見られるのがとても嬉しい。

鉄道局新橋工場・昭憲皇太后御料車
二重橋飾電燈のすぐ目の前にあるのが、鉄道局新橋工場。

この御料車は、明治天皇の皇后である昭憲皇太后が実際に乗られたという、本物の皇室用の車両。
金の装飾や美しい木工細工など、当時の最高級の技術とデザインが詰め込まれていて、まさに「豪華」の一言。

3丁目
1丁目を見終わったあと、次に向かったのは3丁目エリア。
ここは明治村の中でも、入鹿池が望めたり、京都市電が走っていたりと、個人的にも、気に入ってたエリアの一つ。
3丁目にある京都市電七条駅の前から市電に乗ろうとしたとき、
たまたま近くにいたボランティアのガイドさんが声をかけてくれました。
そして、北里研究所本館・医学館を案内してもらうことになりました。
もし明治村でボランティアガイドさんに出会えたら、ぜひ案内をお願いしてみてください。
とても詳しく、わかりやすく説明してくれるので、ほんとにおすすめです。
北里研究所本館・医学館
この建物、顕微鏡観察のために北面に部屋を配置されている設計。当時からそこまで考えて建てられていたことに驚き。

おもしろかったのが、白鳥の首と呼ばれるフラスコ。
形がなるほどと思わせる形で、空気中の微生物は入ってこない仕組みになっていて、腐敗というのは、空気中の微生物によって起こると証明するための器具。逆に言うと、「生命は自然発生しない」ということらしい。


幸田露伴住宅


机には、「はたき」についての有名なエピソードがありました。「やってます感」ではなく、「いつの間にかキレイになっている」のが理想。 いますよね~。ギャーギャー騒いで、仕事やってます感出す人。
現存最古の洋式灯台「品川燈台」
続いて向かったのは、日本に現存する最古の洋式灯台とされる「品川燈台」。
もともとは東京・品川台場に建てられた灯台で、明治元年(1868年)に建設されたもの。
残念ながら工事中。(泣)目の前が入鹿池の




菅島燈台附属官舎
灯台のお隣に、灯台守が住んだレンガ造の洋式住宅「菅島燈台附属官舎」があります。
こちらは明治6年(1873年)に建てられたレンガ造りの洋式住宅で、三重県鳥羽市の菅島(すがしま)にあったものを移築したそう。

明治の燈台
建物の中にはいると、伊勢湾の入口にある「神島」で実際につかわれていた回転レンズが展示されていました。
展示室に入ると、突然、レンズに明かりが灯って回りはじめるんでビビります。

明治の電車に乗る「京都市電」
明治村では、当時実際に使われていた路面電車が動態保存されていて、現在も動いています!
広い明治村、一日乗車券を買ったので、乗り回そうと思ったのですが!なんと、SLが整備のため本日運行停止とのこと。せっかく買った「京都市電蒸気機関車一日乗車券」は払い戻しで、京都市電は乗り放題。ラッキーなのかどうなのか。。。


さて、品川燈台駅でまっていると、市電が音をならして到着。
パンタグラフと言うのでしょうか?電気を取る装置を紐で引っ張ってきて手動で向きを買えるんですね。いいですね。のんびりとしていて。現代は急ぎ過ぎ。
さて、皆さんは市電の前方後方についている網はなんのためか知っていますか?
私は荷物を乗せるものだと思っていいたので、運転手さんに聞いてみました。
不正解でした。正解は、人を跳ねても人を受け取る網だそうです。汗

さて、市電に乗って出発。ぐぉぉおお~と、懐かしい音を立てて、入鹿池の景色を眺めながら(結構揺れる)途中駅の七条駅を経て、市電名古屋駅まで一気に移動しました。
つり革は、革製で、これが由来でつり革だそうです。


明治の洋食屋 オムライス&グリル浪漫亭
市電で市電名古屋駅までやってきて、そこから更に徒歩で一気に5丁目までやってきました。
お昼ごはんです。明治村の中では、比較的本格的なレストランといった感じで昔ながらの洋食が楽しめそう。店内も広く落ち着いていて、とても居心地は良かったですよ。

子供も私もオムライスを注文。私はwithビール。最&高。ふたりともペロリでした。

さて、お腹も満たされまして、午後は、5丁目を中心に回っていきます~~~ #2へ続く
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