明治村、博物館好きなら絶対行くべき。1日で回ってみた。#2

明治村 #2 旅ノート

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前回の続きです。
午前中は1丁目と3丁目をじっくり見て回り、5丁目へ移動して、「オムライス&グリル 浪漫亭」でランチを楽しみました。
レトロな雰囲気の中でビールと一緒に味わうオムライス、最高でした。

午後からは、そのまま5丁目のエリアから再スタート。
引き続き、明治の空気をたっぷり吸い込みながら、散策を続けていきます。

明治村#1
明治村#3

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5丁目

前橋監獄雑居房

建物は、放射状に4つの監房棟(翼)が広がり、その中心に八角形の洋風高塔が建つ「明治の監獄建築の典型」だそう。

前橋監獄写真

房の中に入ってみると、「ここに閉じ込められたくはないね」と。

東京駅警備巡査派出所

現在の東京駅丸の内口と質感がそっくりで。当時から、東京駅舎と調和がとれていたのでしょう。

天童眼鏡橋

お次は、山形県にあった天童眼鏡橋。

この橋に使われている石材は「山寺石」というそうで、あの山形県の「立石寺(山寺)」の辺りから産出される石なのでしょうか。

アーチ橋の「迫持ち(せりもち)」の原理によるシンプルな構造がとても美しい。

奥に見えるのは、瀬戸内海の小那沙美島燈台。

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金沢監獄中央看守所・監房

こちらは、八角形の看守所を中心に、5つの監房棟が放射状に広がる構造。先程の前橋監獄よりもインパクトがあって怖さを感じる。

独房は、もっと暗くて、何もないような空間を想像していたが、窓やトイレもあって、意外と想像していたよりは明るい感じ。ただ、中央に位置する八角形の看守所からは、張り詰めた緊張感のような独特の圧迫感が感じられる。

建物の構造や雰囲気にリアリティがあり、見ごたえのある展示で、明治村に来たらぜひ立ち寄ってもらいたいスポットのひとつです。

帝国ホテル中央玄関

明治村に来たら絶対に外せない建物がこの「帝国ホテル中央玄関」。

アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの設計によって、大正時代に東京・日比谷に建てられたホテルの玄関部分を移築したもの。

帝国ホテル中央玄関
帝国ホテル中央玄関

重厚感のある石造りと、幾何学的な装飾が随所にちりばめられていて、見れば見るほどその細部のこだわりには感心します。以前、大谷資料館に行ったことがあるので、この建物をみると、より大谷石が好きになってくる。

帝国ホテル中央玄関

建物内部の柱や壁にも、大谷石による細かい細工が見事です。

帝国ホテル中央玄関
帝国ホテル中央玄関

館内にある電話ボックスやフロントのカウンターも、今でも高級ホテルとしてそのまま使えそうなほどの造りと高級感。

ポーツマス条約のテーブル

そして、帝国ホテルの2回には、この緑色の天板が印象的なこの大きな机。

この机は、明治38年(1905年)に日露戦争を終結させた「ポーツマス条約」締結の際に実際に使われていたテーブル。社会科の教科書等にでてくる、調印式の写真やスケッチにも登場する有名。

ポーツマス条約のテーブル

絵をみると、まさにこのテーブルが講和会議で使われていたことが実感できる。

100年以上前の外交の最前線にあった道具が、こうして目の前にあるという事実に感動ですね。

ポーツマス条約の様子

明治時代から走り続ける蒸気機関車

次は、残念ながら今日はSLの機関車の調子が悪いそうで運行中止。
それでも「SL東京駅」には客車が停車し、客車内も見学できるようになっていました。

SL東京駅

この客車が停車しているSL東京駅を見ると、明治もこんな光景が見えていたのかと自然と想像が広がります。

客車

客車の中は、床や壁が木製。私が小学校低学年の頃には、ギリギリ社内がこんな感じの電車が走ってましたね。ちなみにこの客車は、大正から昭和初期に作られたものだそう。

岩倉変電所

こちらは愛知県の岩倉にあった、名鉄電車の変電所。大正元年に建てられたそう。100年以上前の建物とは思えないほど立派でかっこいい佇まい。

岩倉変電所

内閣文庫

明治政府の中央図書館として明治6年に開設された建物。さすが政府の建物って感じで、重厚感が他の地方の建築物とは違う。

ルネッサンス様式を基調とした、石と煉瓦で構成された重厚な建物。古代ギリシャ・ローマの神殿建築を思わせるような雰囲気。

内閣文庫

川崎銀行本店

こちらもルネッサンス様式の建物。東京日本橋にあった建物らしいです。内部は展望台になっていて、最上階まで上がると、明治村を一望できます。ただ、登るとかなり暑い。汗が、、、

川崎銀行本店

一階部分には、当時の金庫が展示されています。

川崎銀行本店

大明寺聖パウロ教会堂

こちらの教会は、明治12年に長崎湾の入口に位置する伊王島にたてられた教会。

外観は瓦葺きですが、中に入ると、白い漆喰の壁と木の柱の対比がとても優しく、柔らかい光が満ちた空間。包み込むようなあたたかさがあり、とてもおすすめな空間です。

隅田川新大橋

次は橋。明治37年(1904年)に完成した鋼製トラス橋で、東京・隅田川にかかる橋として建設された隅田川新大橋。リベット打ちの鉄骨や、重厚なトラス構造は、風格を感じる。

今でも現役のトラス橋を見ると、その計算された強さと歴史を少し垣間見れるようなが気がして、魅力を感じますね。

鉄材はアメリカからカーネギー社の製品だそう。路面電車の線路も復元されているのがまたいいですね。

隅田川新大橋

聖ザビエル天主堂

次は、とても大きな教会。16世紀に来日したフランシスコ・ザビエルを記念し、明治12年に京都・河原町三条に建てられた。中に入るとステンドグラスがとても綺麗でした。

聖ザビエル天主堂
聖ザビエル天主堂

5丁目まとめ

ということで、午後からは、5丁目を中心に見学。明治村の中でも建物密度が高く、見どころ満載のエリアでした。

明治時代の建築技術や思想、文化の厚みを肌で感じられる、まさに“明治村の中核”ともいえるエリア。時間があれば、ぜひじっくりと見て回るのがおすすめです。

まだまだ続きます。次は4丁目を中心に回っていきます。続く→

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