身近な川で小物釣りが楽しい!オイカワ・モロコ・カワムツの仕掛けポイントまとめ

釣りノート
近所の川で小物釣り

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家のウナギ達がなかなか餌を食べてくれないので、生き餌を自前で確保しようと思って、近所の川で始めた小物釣り。これが、思いのほか面白い。

子どものころにやった「あの釣り」を思い出すような、シンプルな世界。
小さなアタリを見逃さず、しっかり合わせる。原点回帰の釣りに沼った。

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道具と仕掛け

のべ竿

始めたころは、150cmテナガエビ用の竿を使っていたが、小さな用水だともっと短い方が良かったり、少し広い川だと、ものたりない。そこで釣具屋を見に行ったら、ズーム機能のある竿を発見。価格も手頃、見た目も渋い感じで、即買い。

現在は、ズーム機能付き(4尺・5尺・6尺)で、釣り場の状況に応じて、120cm・150cm・180cmと3段階の長さに調整できる竿を使っている。

仕掛け

オーナー(OWNER)タナゴ浮き仕掛け、120cmと150cmの2つを準備。釣り場の環境に合わせて2つの長さを使い分けている。仕掛けがトラブった時のスペアとしても2つぐらい用意していたほうが安心。

ちなみにこのタナゴ仕掛けセットには、スペアの針が3本ほど付属しているので、まずはこれを買えばOK。

タックル周りの小物は、ほぼ全部100均で。セリアで買った仕掛け巻き、セリアで買ったピンセット、ダイソーで買ったハサミ、セイアで買った小物ケース。

手のひらサイズでコンパクトに収まる。

基本はタナゴグルテン。これさえ持っていれば、どこでも小物釣りが楽しめる。

使い方もシンプルで、水とグルテンを1:1で混ぜてこねるだけ

現場で水を加えて混ぜればいいので、携帯性も抜群。「とりあえずこれ持っとけばOK」という万能餌。

グルテンは、団子状にして針に引っ掛けるようにつけるのが基本。
最近は、100均で買ったペット用シリンジ(注射器)にグルテンを詰めて、少量ずつ押し出して針につけている。シリンジを使う場合は、若干水を多くして、柔らかめが使いやすい。
必要な分だけ出せるので餌が無駄にならず、手も汚れにくくて快適。

以前はグルテン団子を手に持ったまま釣っていて、うっかり水に落としてしまうことが何度かありましたが、この方法に変えてからはそれが無くなって、とても快適。

小さなタッパーにグルテンを一杯、練る時はお弁当用のパンダのピックで、手も汚れず簡単に練り餌が完成。

その他にも、赤虫や、ミミズ(小さくていい)なども使うが、買ったり、採ったりするのが面倒なので、タナゴグルテンがとても重宝する。

その他持ち物

基本は竿・仕掛け・餌があれば釣れますが、快適に楽しむために、必要なものまとめ。

バッカンとブクブク

魚を活かしておくためのバッカンは、100均一のバケツでもいいが、蓋がないと、オイカワなどは飛び跳ねで出てしまうので注意。意外とすぐ酸欠で死んでしまうので、ブクブクも必要。

100均のバケツに、100均の巻き簀で蓋(笑)と針はずし
▼▼▼モバイルバッテリーに繋げば1日ブクブクしてくれる▼▼▼

針外し

魚が小さいので、針外しは必須。直接素手で触ると弱ってしまうため、自作の針外しをバッカンに取り付けている。これに引っ掛ければ、自動的に魚がバッカンに手返し良くできるのがポイント。

椅子

しゃがむ体制がずっと続くと辛いので、ちょっとでも腰掛けるような椅子があるといい。私はダイソーで見つけた200円の折りたたみ椅子を愛用中。安くて軽くてコンパクトでとても便利。

魚観察容器

採った魚を観察。種類判別もできて楽しい。写真映えも◎

ポイント

近所の小河川1

最近一番よく行く場所の写真。ちょうど流れ込みの場所にブロックが設置されていて、ブロック下流側に水が滞留し、流れがない場所がある。流心では、大きめのオイカワやモロコ、流れのない場所には、オイカワの幼魚が湧いていてほぼ入れ食い。

滞留して流れが緩やかな場所
滞留して流れが緩やかな場所

同じ河川の、少し下流にあるポイント。右側から小さな支流が合流していて、本流との境目に水がよどむ浅場ができます。水深は10cmほどとかなり浅いが、コンクリート底に生えた藻を食べにオイカワの幼魚が群れ、平打ちしながらキラキラと泳いでいます。
仕掛けを落とせばすぐ反応があり、ここも入れ食いポイントです。

近所の小河川
支流との合流地点のポイント

水深がある場所では、底を狙うとモロコ系(ホンモロコ、タモロコ、イトモロコ)が多い。またミミズを使うと、ヨシノボリが釣れる。

近所の小河川2

こちらは、また別の小河川。川が違うと釣れる魚も若干違う。こちらはオイカワよりもモロコやカワムツが多い感じ。この場所では、堰の流れ込んだ場所に入れると、大きめのカワムツ。止水域にいれるとタモロコやモロコが多い。

堰の流れ込み、流れが緩やかな場所や岸際がポイント

近所の用水

次は、用水。用水と言っても、幅2メートル前後の用水。この規模だと、120cmの短い竿が取り回しもよくて扱いやすいです。

用水にはところどころ枡があり、そこだけ水深が深くなっている。こういう場所は小魚の隠れ場になっていて、だいたい魚が溜まっている。壁際が反応がよく、タモロコやカワムツ(ヌマムツ)などが釣れる。

少し水深のある用水の枡。

こちらも幅2m弱の用水で、かなり緩やかな流れ。こちらもタモロコやカワムツ(ヌマムツ)が中心で、ウグイがつれたこともある。タナゴも居そうだが、釣れてくれたことはない。

透明度が高い場所では、魚も見えるので、通り道を攻める
透明度が高い場所では、魚も見えるので、通り道を攻める
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釣れる魚種一覧

シラハエ(オイカワ)

今、我が家のウナギのが一番よく食べてくれるのが、シラハエ(オイカワ)の幼魚。全長が6cm未満だとウナギが食べてくれる。しかし、それ以上だと大き過ぎて食べてくれない。なので、今度唐揚げとかにして、人間が食べてみようと思う。

10cmぐらいのオイカワの成魚。縦縞が特徴的。
10cmぐらいのオイカワの成魚。縦縞が特徴的。
5cm前後のシラハエ(オイカワ)の幼魚。ウナギの大好物
5cm前後のシラハエ(オイカワ)の幼魚。我が家のウナギの大好物

タモロコ

昔から、田んぼの側溝などにいて、よく子供と網で採っていた。小さくてもウキがしっかり入る楽しい相手で、数も出る。ウナギは食べるが、あまり好みではないようだ。

タモロコのサイズは、5mc前後がほとんど。横に黒い筋がある。
タモロコのサイズは、5mc前後がほとんど。横に黒い筋がある。

モロコ

タモロコよりも、若干スマートで大きい。たまに釣れてくる。

おそらくモロコ。モロコ系も見分けがつきにくい。
おそらくモロコ。モロコ系も見分けがつきにくい。

イトモロコ(スゴモロコ)

シラハエを釣っていると、よく釣れてくる。シラハエよりも、細長く、体にテンテンがある。細長く、体にテンテン模様。正直、イトモロコかスゴモロコか私には区別がつかない。

カワムツ(ヌマムツ)

こちらは、止水域の方によくいるイメージだが、割とどこにでもいる。小物釣りのイメージに反して、大きい個体はしっかり魚という迫力。見た目もいいので個人的に好きな魚。

横縞に、黄色かがったヒレが特徴的な、カワムツ。
横縞に、黄色かがったヒレが特徴的な、カワムツ。

カワヨシノボリ

グルテンではなかなか釣れてくれないが、ミミズを使うと、たまに釣れてくる。こちらもウナギの大好物。

ヨシノボリ系の魚が、区別がよくわかない。
ヨシノボリ系の魚が、区別がよくわかない。

まとめ

ということで、夏頃から始めた小物つりだか、なにより近所の川で釣ることができるので、車で片道何時間も必要ないし、ガソリン代もかからない。さらに餌代もほぼかからなく、週末の空いた1時間でも手軽に楽しめるのが嬉しい。

小物釣りセットを車に入れておけば、いつでもすぐにスタートでき、いろいろな魚が釣れて飽きません。ここまでくると、タナゴも釣りたいところだが、近所の河川ではなかなか難しい。

それから、オイカワやモロコは、食べられる魚なので、今度はウナギにたべさせるだけでなく、人間もたべてみたいと思います。それでは~

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