富士山富士吉田ルート登山口 北口本宮冨士浅間神社へ行ってきた

旅ノート

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忍野八海を見てきた後は、北口本宮富士浅間神社へ行ってきました。

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北口本宮冨士浅間神社

北口本宮は、忍野村のお隣、富士吉田市を代表的する由緒ある神社で、富士世界遺産構成遺産の一つ。

1900年以上の歴史があり、日本武尊(やまとたけるのみこと)が祠を建てたことがはじまりとか。

まだ富士登山の経験はないのですが、将来登る予定なので、参拝しておこうと思う。

忍野八海からも車で10分ぐらいで到着。国道沿いに大きな無料駐車場がありました。

北口本宮冨士浅間神社の「冨士」

正式には、「富士」ではなく「冨士」。
これには、諸説あるそうで、北口本宮冨士浅間神社のホームページによると、
「御山の上に人は立てない」説
ウ冠の点を人に見立てて、本来禁足地であること、或いは尊い山である為人が 崇める(下から見上げる)山であることを表した。
「神は見えない」説
点を神に見立てて(1とは逆に)、尊いご存在は目に見えないことを表した。 (午王という札などにその配置の絵が描かれています。)
「山頂は神域」説
ワ冠から下を8合目以下に見立てて、点の示す山域は、神の土地であることを 表した。

参道

樹齢300年以上の杉や檜、石灯籠が、ずらりと並んで、壮厳な雰囲気が感じられます。

角行の立行石

角行という方が、爪立ちして荒行をしたと言われる石。全身から出血しても止めなかったそうです。

北口本宮冨士浅間神社参道
角行の立行石

富士山大鳥居

その名の通り、富士山の鳥居であるらしく、北口本宮の社殿が建つ前からあったとされる。

高さは約15m。木造では、国内第一の大きさらしい。

富士山大鳥居

随神門

大鳥居から、2つ目の入口を守るのが、隋神門(ずいじんもん)。

こちらも重要文化財。

右には、櫛磐間戸神(くしいわまとのかみ)。左には、豊磐間戸神(とよいわまとのかみ)。

手水舎

こちらも重要文化財。1745年建立で、かなり凝った彫刻による装飾が凄い。

巨大な水盤に使われている石は、富士山の火山岩から切り出されたらしい。

本堂の前には、樹齢千年以上と伝えられている御神木「冨士太郎杉」がどっしりと構えている。

神楽殿

北口本宮冨士浅間神社
神楽殿

本殿

本殿ももちろん重要文化財。元和元年(1615)鳥居土佐守創建。

柱や欄間には、至る所に彫刻に装飾が施されている。

北口本宮冨士浅間神社
本殿

本殿の中の壁には、奉納額が数多く飾られている。

ここで、御朱印を頂きました。風格があってかっこよくてとても満足。ご神様との御縁を深く結べたでしょうか。

北口本宮冨士浅間神社
御朱印

御朱印を頂いたら、御本殿の周りを時計回りに進みます。

東宮本殿

重要文化財。永禄4年(1561)に武田信玄が再建した社殿で、現存する社殿としては最も古い。

北口本宮冨士浅間神社
東宮本殿

恵毘寿社

西宮本殿

重要文化財。元和元年(1615)鳥居土佐守成次殿の創建。

北口本宮冨士浅間神社
西宮本殿

富士登山道吉田口

そして、西宮本殿のお隣に、また鳥居が現れます。

ここからが、富士山山頂へと続く登山口になります。ぜひともここから登ってみたい。

右の脇には、「冨士北口登山本道」と彫り込まれた道標が立つ。

北口本宮冨士浅間神社
富士登山道吉田口登山口

諏訪神社

地主神とされ、浅間神社の創建以前からこの地にあったものだそう。こちらの両脇に立つ杉もかなりのもの。樹齢1000年ぐらいいくのでしょうか。

北口本宮冨士浅間神社
諏訪神社

夫婦桧

「冨士太郎杉」の反対側にも、樹齢1000年といわれている「夫婦桧」がある。
途中で二つの幹に分かれて、上部で再び一本の木になっているようです。

北口本宮冨士浅間神社
夫婦桧

まとめ

「浅間」と名のつく神社は、富士山に対する信仰のある神社で、富士山周辺には多くの浅間神社があります。世界遺産構成資産の浅間神社だけでも、山梨と静岡に9社も存在するそうです。

この周辺では、どこからでも富士山が見えて雄大で、とても圧倒的な存在感が感じられました。古来から信仰の対象とされるのも納得です。

将来は必ず登ろうと思っている富士山なので、今回、富士吉田ルートの登山口でもある北口本宮冨士浅間神社を訪れることができて、厳壮な参道、歴史ある数々の重要文化財にパワーを頂くことができました。

また、他の浅間神社も時間があれば巡ってみたいものです。

この後、宿泊した、東横INN富士山大月駅の記事もどうぞ。

それではまた~。

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