こんにちは。富士山周辺観光の続き、今度は、富岳風穴・鳴沢氷穴の洞窟に潜ってきた。
富岳風穴・鳴沢氷穴について
どっちに行くべきか?両方行ってください。
富岳風穴・鳴沢氷穴、同じような感じだけど、どちらへ行けばいいのか?
結論は、どちらも魅力的なので、どちらも行ったほうがいい!と思います。理由は
- 富岳風穴と鳴沢氷穴は、直線距離で1kmぐらいしか離れていない。車で5分。
- どちらも混んでなければ、30分ぐらいで見学できる。
- 共通券なら、600円と、安い。
- せっかく来たのなら、両方みておけば、後悔はない。
どうしても時間の都合で、1箇所しか見れないとなれば、私なら、国道沿いで、青木ヶ原樹海も感じられる富岳風穴を選ぶと思います。
アクセス
前回の富士山レーダードーム館、北口本宮冨士浅間神社から、国道139号線を西にむかって20分ぐらい。富岳風穴も鳴沢氷穴も西に向かって行くと左手にあります。どちらも道路標識で案内があるのでわかりやすい。
鳴沢氷穴
13時頃に到着。
駐車場は、国道から風穴までの道路に沿って続いていて、かなりの台数を駐車できそうですが、国道に近い方にとめるとかなり歩くことになりそう。
お盆休みということもあって、かなり手前から満車状態でしたが、私達は、運良く風穴のすぐそばに停めることができました。
駐車料金は無料。
富岳風穴
鳴沢氷穴を見学した後、車で5分ぐらいで、富岳風穴に到着。
こちらの駐車場は、国道沿いでこちらも無料。
富岳風穴・鳴沢氷穴の料金は
富岳風穴、鳴沢氷穴ともに、観覧券は350円。両方見るなら、共通観覧券が600円がおすすめ。
↓愛用してます。日帰り旅、街歩きにめっちゃ便利↓鳴沢氷穴
チケット売り場が入口になっていて、ここで富岳風穴・鳴沢氷穴共通観覧券を購入。
この日は結構な混雑。建物をぐるっと囲むように洞窟入口まで人の列。
待つこと約20分。いよいよ洞窟の入口。
入口には、階段が設置されていて、列に続いてゆっくり降りていくと、、、
蒸し暑かった空気が、涼しい空気に一変。空気の境界が分かるような感じ。
洞窟内は、狭くて、上りと下りで一方通行。足元は滑りやすいので注意。
溶岩の洞窟をゆっくりと進んでいきます。天井が低いから、みんな中腰。
地獄穴と呼ばれる、すごく深い穴。江ノ島まで続いているとか?実際にどこまで穴が続いていふかは不明だそう。
そして、氷の塊。
氷の塊は想像以上に大きい。これだけあれば、涼しいのも納得。洞窟内は0℃。
昭和初期までは、この洞窟を利用して冬の間に氷を保存して夏に天然冷蔵庫として使われていたそう。
お土産に、小さい富士山
出口のおみやげ屋さんで、思わず、富士山の土でできた富士山を購入。500円ぐらいだったかな~
次は、富岳風穴へ移動。
↓2泊3日ぐらいまでの旅行ならこれ↓富岳風穴
鳴沢氷穴から車で5分ぐらいで到着。
国道沿いの「森の駅 風穴」の駐車場に車を停めて、風穴に向かう。
風穴までは、徒歩2分。
ここは、青木ヶ原樹海の端。どこまでも続く森が神秘的な感じ。
樹海の真ん中にぽっかりと開いた穴が入口。
こちらも、洞窟内はとても涼しくて、万年氷が存在する。
溶岩
溶岩によって造られた壁は、様々な形状があって面白い。
溶岩が冷え固まる過程で、力の加わり方によって、様々な形になる。
天然冷蔵庫
洞窟の一番奥は、天然冷蔵庫。
洞窟内は、溜まった水が冬の時期に凍り、夏も溶けないため、常に温度は平均3度と一定に保たれるそう。
養蚕を支えた天然冷蔵庫
なぜ蚕を風穴で保存していたのか?少し調べてみました。
明治頃から、養蚕(ようさん)の回数を増やすために、日本各地の風穴を利用することが始まったそう。
通常は、春の年1回だったところ、風穴を利用して孵化を遅らせ夏や秋でも養蚕を可能にすることによって、生産量を劇的に伸ばしたらしいです。
春に生産された蚕を「春蚕(ハルゴ」、夏は、「夏蚕(ナツゴ)」秋は「秋蚕(アキゴ)」と呼ばれる。
珪酸華
岩壁に青白く光る珪酸華。通称ひかり苔。一面に銀色の反射が見られるのは珍しいそう。
15分ぐらいの洞窟探検も終わって、地上に出てくると暑い。
森の駅で、「とうもろこしソフトクリーム」という珍しいソフトクリームがありました。
トウモロコシの甘さも加わって、美味しかった。塩を振ると、さらに甘さがひきたつ。
まとめ
ということで、鳴沢氷穴と富岳風穴を観光してきました。
溶岩によってできた洞窟は、鍾乳洞とはまた違った魅力がありました。
昔の生活や産業に活かされていたのも興味深いですね。近くに、こんな洞窟があれば、利用しない手は無いですよね。
洞窟を回った後は、西湖、河口湖畔をぐるっとドライブ。残念ながら、富士山は雲のなかでした。
それではまた~。