世界遺産 平泉へ行ってきた

世界遺産平泉 旅ノート
世界遺産平泉

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2022年8月 東北旅も3日目最終日の午後、最後の目的地、世界遺産平泉へ初めて行ってきました。世界遺産平泉とは、仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群のことで、「中尊寺」「毛越寺」「観自在王院跡」「無量光院跡」「金鶏山」の5資産で構成されているそうです。
今回は、最も有名な中尊寺と観自在王院跡、毛越寺を参拝してきました。

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中尊寺

中尊寺へは、JR平泉駅からタクシーがおすすめです。タクシーだと坂の上駐車場まで1,300円ぐらいだったと思います。坂の上駐車場は、金色堂のすぐ下で、金色堂から順に下って参拝していく感じになります。

拝観料は、大人800円、小学生200円でした。

中尊寺ハス

駐車場のすぐ脇には、「中尊寺ハス」があります。普通だと気付かないかもしれませんが、タクシーの運転手さんが教えてくれました。

「中尊寺ハス」とは、別名「泰衡蓮」という古代ハスのことらしく、昭和25年(1950年)の金色堂発掘調査の際、四代泰衡の首桶から約100粒の蓮の種が見つかり、それを開花させた貴重な蓮だそうですよ。

金色堂

このよく見る写真は実は金色堂そのものではなく、「覆堂」で、金色堂は、雨や風、雪で傷まない様に覆堂の中にあります。金色堂の中では、ガイドさんが金色堂について詳しくアナウンスしてくれます。暗い覆堂を進むと、金色に輝く金色堂が現れます。金色堂は細部まで金箔で覆われており、螺鈿による装飾など、その輝きはまさに圧倒的でした。

金色堂の撮影は禁止されていますのでご注意を。

金色堂の周りには、経蔵、芭蕉像、旧覆堂、弁財天堂など、見どころたくさんです。

御朱印は、讃衡蔵(宝物館)で頂くことができます。池が美しい峯薬師堂を通り、中尊寺本堂へ向かいます。

中尊寺本堂

中尊寺というのはこの山全体の総称であり、本堂は一山の中心となる建物で、明治42年(1909)に再建されましたものだそうです。本堂には、本尊の丈六の釈迦如来があり、像高約2.7m、台座・光背を含めた総高は5mに及ぶそうですよ。こちらも見事でした。

本堂の前には、お土産やさんがありましたので、こちらでお線香を購入。通りには、かわいい青色のポストがありました。
本堂からさらに下って行きます。すると現れるのが、弁慶堂。こちらは文政10年(1827)の建立で、ご本尊は勝軍地蔵で、義経・弁慶の木像を安置し、明治以降は弁慶堂と呼ばれるようになったそうです。月見坂という坂を下って、麓に着くと武蔵坊弁慶大墓碑があります。主君源義経を守るために当地で大往生した武蔵坊弁慶の墓とされる弁慶松に囲まれるように建てられているそうですよ。

御朱印一覧

毛越寺

弁慶の塚から、歩いて毛越寺へ向かいます。少し小高いところを超えて、15分ほどで、芝生と池の美しい開けた所へ出ました。ここも、世界遺産の「観自在王院跡」。こちらは、公園といった感じなのですが、とても綺麗に整備されえていました。こちらは、近世までに往時の堂塔をすべて失い、庭園も荒廃して後には水田化しましたが、遺跡発掘調査の成果に基づいて伽藍遺構と庭園の修復・整備が行われ、今日の姿になったのだそうです。ここの舞鶴池を中心にした浄土庭園の景観も、とても美しかったです。ここ通って毛越寺に到着です。

毛越寺(もうつうじ)は「特別史跡」・「特別名勝」に指定されていて、浄土庭園と呼ばれる庭園がとても美しいことで、有名な仏閣です。大泉が池を中心にぐるっと一周まわったのですが、半島の形をした築山や、砂浜を表現した州浜、流れ込む遣水等、すべてが美しく歩いていて、とても気持ちがいい庭園でした。ここには、伽藍跡も残っており、わかりやすく紹介されていました。

こちらの参拝料金は大人700円、小中学生200円でした。

2泊3日で、あちこちの観光地を巡ってきた旅ですが、最後まで見所いっぱいの東北でした。愛知に住んでいるとなかなか東北観光に来れないので、今回はとてもいい旅になりました。また機会を見つけては東北を巡りたいと思いました~。

午前中の花巻イーハトーブはこちらから

2泊3日の全行程はこちらから

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