はい。こんばんわ。津軽半島の旅も、魅力がありすぎて、今回で4回目。高山稲荷神社からは、車で30分ぐらいのところ。太宰治の故郷でもある五所川原について紹介いたします~。
五所川原市金木
太宰治が生まれたのは、現在の青森県五所川原市金木で、記念館にもなっている「斜陽館」が金木の中心市街地にあります。
金木の中心部に、「産直メロス」という観光拠点とお土産屋さんがあり、「斜陽館」と「津軽三味線会館」が目の前にあります。
太宰治記念館「斜陽館」
金木の街は、どこか昭和の雰囲気が残っていて、地方都市の中心地という感じで、懐かしい感じがしました。太宰治は、この町のことを、都会風にちょっと気取った町であると述べています。ちょっと気取った感じが昭和の懐かしい市街地を思わせているのでしょうか。
記念館の斜陽館は、明治40年に太宰治の父が建てたそうです。青森のヒバで建てられた屋敷は、豪華で大きく、国の重要文化財にも指定されています。
昭和から平成8年までは、旅館として営業していたらしく、全国から多くのファンが泊まりに来ていたそうです。
太宰治は、「この父は、ひどく大きい家をたてた。風情もない、ただ大きのである」と書いているそうです。令和の時代から見ると、大きく立派で、とても風情があるように見えるところが、面白いですね。
記念館には、太宰治のまつわる様々な資料があります。好きな方には、1日いても飽きないと思いますよ。
津軽三味線会館
津軽三味線会館では、実際に津軽三味線の生演奏を聴くことができますので、時間があれば、是非こちらも観ることをおすすめします。斜陽館との共通券もあります。
金木町は、津軽三味線発祥の地でもあるそうです。津軽三味線の歴史や、世界の弦楽器と三味線の違い、この地方の民謡についても詳しく学ぶことができます。ビデオ映像でも分かりやすく解説してくれます。何よりも、初めて生で聴く津軽三味線は、感動的でした。
金木観光物産館「産直メロス」
産直メロスでは、元気なおばちゃんが、手作りの出来立てのお菓子を売っています。お菓子を作ってくれているおばちゃんは、ケンミンショーの常連だとか。とても気さくで、かわいい津軽弁を話してくれるので、とても楽しかったですよ。
昨日、今別町で食べた「がっぱらもち」に似たお菓子で、「べったら餅」これが手作りで、めっちゃうまかった。おやつにぴったりです。
こんな小さな田舎町ですが、とても内容が濃くていいところでした。
次は、五所川原のねぶたと、つがる市を紹介します~。