高松城(玉藻公園)は海と一体化。面白い城だった

旅ノート

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はい。こんばんわ~。お正月休みの青春18切符の旅。尾道、岡山と回って、最後に訪れたのは四国の高松城。午前中に岡山城を見た後、讃岐うどんと高松城を見るため、瀬戸大橋を渡り高松へ向かいました。

尾道に様子はこちら

岡山城の様子はこちら

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岡山から高松へ

快速マリンライナー

岡山から高松へは、快速マリンライナーが30分に1本あってとても便利。

快速マリンライナーは、先頭車が2階建で、2階がグリーン車、1階が指定席になっていて、指定席なら高松まで530円で座席が確保できるので、絶対おすすめ。

自動券売機で指定席を購入。駅員さんに、青春18切符でも指定券を買えば乗れることを確認して乗車。

座席も確保されて、瀬戸内海を眺めながら、快適に移動。約1時間で高松到着。

高松駅

高松駅到着。駅前は大都会。
駅前広場は、洗練された都会的なデザインで、普通の駅前なら噴水なんでしょうけど、こちらは海水の池っていうのがいいですね。魚はいなかったけど、海の魚入れておくと面白いと思うけどなぁ。。。

讃岐うどん

Googleマップで、いかにも讃岐うどんのお店無いかなぁ~と、散策スタート。まだ正月3日ということで、なかなか開いてるお店がないんですよね。

玉藻公園に沿って歩いて、ことでん高松築港駅、さらに、街の方へ歩いて行きました。

やっぱりなかなか、開いてない。3軒目にようやく開いていたお店「手打うどん植田」さんを発見。

セルフのいかにも讃岐うどんのお店。「かけうどん中」を注文しました。
あっさりとした出汁に、天かすとネギのアクセントでシンプルだけど旨い。
本場高松で讃岐うどんを堪能できて満足。

ランチに満足したところで、お目立ての高松城へ向かいました。

旭橋と呼ばれる高松駅とは反対側から入城しました。

お堀は海水で、お堀には黒鯛とかヒラメが住んでいるらしい。

ある程度透明度のある水中を見ると確かに、黒鯛らしき魚影が見える。

橋を渡ると旭門と呼ばれる門があり、ここで入場料を払うはずでしたが、お正月は無料開放中とのこと。ラッキー。

枡形の石垣を通ると、次は桜御門。こちらの門も本日は無料開放。

桜御門は、空襲で焼けたらしいですが、2年ほど前に復元されたみたい。内装は、新築の日本家屋の様で、とてもきれいでした。

披雲閣

披雲閣と呼ばれる建物ですが、今回の見た中で、ここが一番すごかった。こちらも無料でした。

広大な建物は、2代目で現在の建物は大正時代に作られたらしい。
大正6年(1917)に建設された披雲閣は、高松城の三の丸に旧高松城主の高松松平家の別邸として、また、賓館としての役割も持ちあわせていて、現在でもお茶会やコンサート、撮影会などのイベントが開かれているそうです。

玄関から靴を脱いで入ると、そこには広々とした玄関ホールの様な畳の部屋があり、壁には畳1畳ぐらいの大きさの立派な書が2枚。関心しながら奥へと進みます。

最初の部屋は蘇鉄の間。吹きガラスの様なガラスの窓からは、立派な蘇鉄が何本もあるお庭。こんな立派な蘇鉄は初めて見ました。蘇鉄もこんな風に植えてあると見ごたえありますね。

お部屋ぐるっと縁側に囲まれて、開放的でとても明るいし、立派。

杉の間は、同じように杉の庭を眺められる畳敷き部屋。

杉の間を通り過ぎると、大きな厨房に出ました。

またこの厨房がすごくかっこいい。天皇の料理番にも出てきそうな厨房。

ここで一流の料理人が、何人も料理をしてきたのでしょうね~。なんか歴史を感じる。

桐の間、松の間、藤の間、楓の間と立派な畳の部屋が続きます。

2階へ上がると、月見櫓が見渡せる部屋ありました。なんとも落ち着きのある和室。
こんなところに泊まってみたいなと本当に思いました。

昭和天皇は、波の間と呼ばれる部屋お泊りになったらしいですよ。

最後に訪れたのが大書院という大きなお部屋。

圧巻の畳142畳の大広間。運動会でもできるぐらいの広さに驚き、感動。

いや~披雲閣、なかなか凄い建物でした。ここは見る価値ありますよ。

次は、披雲閣の庭園を通り抜けて、月見櫓へ。

月見櫓

瀬戸内海を出入りする船を監視していたとされる月見櫓も中に入ることができました。

中は、すごく急な階段で3層の最上階まで上がることができます。降りるのがちょっと怖いぐらい。

最上階からは、なるほど、今では埋め立てられているけれど、当時は海の上の様な場所だったのだろうと想像できます。

月見櫓は、「着見櫓」ともいわれ、藩主がここに帰られるところを望み見たということらしいです。

月見櫓のすぐ脇には、水手御門といわれる門があり、これが、海からの大手門。藩主は、ここに直接を着けて、帰ってきたんでしょうね。車寄せみたいな感じですよね。

他にこんなお城あるのかなぁ?船から直接付けることができる港付きのお城。

月見櫓

鯛のエサやり体験

城郭の中にまで入り込むお堀は、全て海水で、水位調整のための水門まで設けられていて、お堀のには、鯛やヒラメがたくさん泳いでいます。これは放流しているんでしょうか?

鯛の餌を100円で購入して、餌やりを体験できます。

鯉ではなくて鯛。鯛も懐くんですね。鯉と同じように餌に群がってくるのがまたおもしろい。

天守台

最後は天守台。ここに3層の天守閣があったそうで、四国最大の天守だったらしいです。

天守台は、展望台になっていて、大きなお堀や、高松の街が一望できました。

まとめ

御城印

ということで、名物讃岐うどんを食べた後、約1時間で高松城(玉藻公園)を見てきました。

海と一体化したお城は独特で、想像以上に面白かったです。

高松駅からすぐの場所で、1時間もあればまわれるので、皆さんも是非行ってみてはいかがでしょうか?

帰り

帰りも岡山まで、マリンライナー。帰りはめちゃくちゃ混んでて、出発10分前で、指定席も開いていませんでした。

時間に少し余裕があったので、次の列車の自由席で席を確保。
駅のおみやげ屋さんで、「せとのあお」というかわいらしいお酒を見つけたので買ってみました。めっちゃ飲みやすくて旨かったですよ。

お正月休み、青春18切符を利用して、尾道、岡山、高松と、1泊2日て瀬戸内の小旅行、なかなか楽しい旅でした。瀬戸内はまだまだたくさん見どころがありそうですね~。それではまた~

尾道の様子はこちらから

岡山の様子はこちらから

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