今年はあまり海釣りには行っていないのだが、河口でウナギを狙っていると、よくセイゴが釣れる。サイズは20cm前後と小ぶりなことも多いが、実はとても美味しい魚。
今回は、そんなセイゴを使った我が家おすすめの食べ方「セイゴフィッシュバーガー」を紹介。
セイゴの下処理

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まずは釣れたセイゴを料理できる状態に。
- うろこを取る
セイゴはけっこう細かいうろこがついているので、包丁でしっかり落とす。 - 内臓を出す
おしりからお腹に切れ目を入れて、内臓を取り出す。
ササラで、血合いもしっかりと取る。 - 三枚におろす
今回はバーガー用に「フライ」にするので、多少形が崩れても問題なし。
背骨は捨てずに、一緒に揚げれば「骨せんべい」として楽しめる。 - 皮を剥ぐ
30cmを超えるような大きめのセイゴは、皮を剥いだほうが臭みが取れていいかも。
20cm前後の小さなセイゴなら、そのままでもほとんど気にならない。 - 下味をつける準備
軽く塩をふって10分ほど置き、水分をキッチンペーパーで拭き取ると臭みが抜けるはず。
小さなセイゴなら、この工程なしでも全然OK。

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材料の準備
さてさて、下処理が済んだところで、フィッシュバーガーの材料を準備。
近所のスーパー買い物。
- 塩・こしょう(下味用)
- 小麦粉・卵・パン粉(衣用)
- バンズ(できれば小さめのロールパンがおすすめ)
- レタスやキャベツ(シャキシャキ感が欲しい野菜)
- タルタルソース(マヨネーズ、ゆで卵、ピクルスで簡単に手作り)
バンズは、小さめのロールパンを使うと見た目も可愛らしく、お手軽サイズに仕上がり、子どもも食べやすいサイズ感になるのでおすすめ。
タルタルソースを作る
セイゴバーガーにタルタルソースは必須ですが、
今回は、めちゃめちゃ手抜きバージョン!
- ピクルス(今回は冷蔵庫にきゅうりのきゅうちゃん!)をみじん切りにして水気を切る。
ピクルスの代わり、柴漬け、たくあん、福神漬けでもOK。


- マヨネーズと混ぜ合わせ、塩・こしょうで味を整える。

以上!
本当ならゆで卵を刻んで入れたり、レモン汁を加えて爽やかさを出したりしたいところですが。
これだけでも、意外といけます。
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セイゴフライを揚げる
さて、いよいよセイゴをフライにしていく。基本は普通の白身魚フライと同じ。
- 下味をつける
切り身に軽く塩・こしょうをふる。 - 衣をつける
小麦粉 → 溶き卵 → パン粉の順につける。

- 揚げる
180℃の油でセイゴ投入。
小ぶりなので片面2〜3分ずつ、きつね色になれば十分。

背骨はそのまま素揚げにすれば「骨せんべい」になるので、ついでに素揚げ。泡が出なくなれば、サクサクのはず。
セイゴバーガー組立工程
バンズは、小さめのロールパンが作りやすく、見た目もかわいくなるのでおすすめ。
あとは挟むだけ。
- ロールパンの真ん中よりやや下にナイフを入れて、上下2つに分ける。

- 下のバンズにスライスチーズをのせる。
- レタスやキャベツをのせて、シャキシャキ感をプラス。
- 揚げたてのセイゴフライを1つ2つのせる。
- 仕上げにタルタルソースをたっぷりかけて、バンズでサンド。
セイゴフィッシュバーガー完成

まとめ
ということで、釣りに出かけると高確率で釣れてくれるセイゴ。
煮ても刺身でも美味しい魚ですが、フライにしてフィッシュバーガーにするとまた結構旨い!
釣りの翌日のランチにもぴったり!手軽で楽しいので、ぜひ一度試してはどうでしょうか。
それでは~~!

