山梨県大月市にある日本三奇橋の一つ「甲斐の猿橋」へ行ってきた。

旅ノート

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宿泊中の東横INN大月駅前の近くに、「日本三奇橋 猿橋」というスポットがあったので、ホテルで朝食をとった後、立ち寄ってみました。

東横INN富士山大月駅の様子はこちら。

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日本三奇橋

日本三奇橋

「岩国の錦帯橋」「木曽の棧(かけはし)」と並ぶ日本三奇橋のひとつで、広重の「甲陽猿橋之図」や十返舎一九の「諸国道中金之草鞋」などにその珍しい構造が描かれているそうです。

岩国の錦帯橋も木曽の棧も過去に行ったことがあったので、日本三奇橋は、これでコンプリート。

甲斐の猿橋

アクセス

大月駅前の東横INN富士山大月駅から、国道20号を東京方面へ車で10分ぐらいで到着。

猿橋のすぐ近くには、無料の駐車場が2箇所、10台ぐらいは停められそう。

「大月市郷土資料館」に車を停めて10分程歩いてくることも出来るそうですが、この日は月曜日で大月市郷土資料館は休館日でした。できれば、郷土資料館をみてから、行くといいですね。

猿橋

朝早かったため、お土産屋さんはまだ開いていませんでした。

さて、お土産屋さんのすぐ横に、一見普通の橋に見える猿橋登場。

名勝猿橋

猿橋に左側に下へおりる遊歩道があるので、降りていくと、橋脚がなく、両岸から4層のはね木と呼ばれる柱によって支えられている姿が見られます。

橋の周りは、水面まで31mもある断崖なので、この様に、両岸からはね木をせり出して、支える構造になったのでしょうか。

名勝猿橋

はね木ひとつひとつが、日本家屋の様な屋根がになっているのが印象的。

名勝猿橋

猿橋は、甲州街道の要衝として、9回の架替えと、十数回にも及ぶ修理が行われているそう。

遊歩道からは、広重も描きたくなりそうな、断崖の絶景が広がっていました。

次は、猿橋を渡りながらの眺め。

手前に見えるるのは、明治45(1912)年に営業運転を開始した東京電灯株式会社(現在の東京電力)の八ツ沢発電所の施設の一部で、国の重要文化財に指定されている「八ツ沢発電所施設第一号水路橋」。

奥に見えるのは、現在の国道20号の橋。その手前には、旧中央線が走っていたらしく、鉄道からもこの眺めが見えていたのでしょうか。

橋を渡りきったところには、芭蕉さんの句碑。

帰りは、新猿橋を渡って駐車場へ。

少し上から見る猿橋もなかなかいい眺め。

まとめ

ということで、名勝甲斐の猿橋を見てきました。

宿泊していた東横INN富士山大月駅から、ほど近かったので、行ってみましたが、橋が魅力的で面白かったです。

観光スポットとしては、少し寂れた感はありますが、渓谷も綺麗だし、橋だけならじっくり見ても30分なので、手軽に江戸時代の橋を味わえる、おすすめスポットでした。

それでは~。

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