「春でもドバミミズって採れるの?」
ウナギ釣りの最強餌・ドバミミズ、夏は簡単に採れるけど、春先はなかなか見つけられない。
今年は春からウナギ釣りに行きたいと思っているので、都市部でミミズを探してあちこち歩き回ってきました。 実際に春でも採れたのか?どんな場所で発見できたのか?
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ウナギ釣りの餌代表格「ドバミミズ」
ウナギの餌として、強力なドバミミズ。釣具屋さんで買うと結構高いし、やはり天然のドバミミズの方が匂いが強くて、よく釣れる印象。
春にウナギを狙うのであれば、大河川よりも中小河川を狙いたいので、餌としては匂いも動きのアピール抜群なドバミミズが一番有効的かなと思う。
そこで、まだ4月になったばかりだけど、ドバミミズを求めて、あちこち探してみました。
夏と同じ場所では採れなかった…
ミミズがよく採れる条件とは?
一般的に、都市部でミミズが良く採れる条件として、
- 常に日陰の場所。
- 落ち葉が堆積したところ。
- 北側の斜面や崖の下。
でも、これらの条件は、6月から9月ぐらいまで。
夏の間は、これらの条件を満たした場所を発見できたら、落ち葉をよけるだけで、結構出てくるものです。
夏に採れた2か所を再訪するも成果ゼロ…
夏に大量に採れたポイントを2か所回ってみましたが、どちらも反応なし。
どうやら、冬〜春はミミズの生息場所がまるっきり変わる様。
冬から春は土の中にいる
冬場〜春にかけてのドバミミズは、落ち葉の下ではなく「土の中」に潜っているとのこと。
掘らないと見つけられないので、採取難易度がぐんと上がります。
で、私が探し求めた場所は、夏でも採れそうな場所で、土の体積しているところ。
できれば、山に近くて、側溝に土が溜まっているのがベストと思って、探し回りました。
見つけたのは公園脇の側溝の土
公園の斜面脇、側溝に土と落ち葉がたまっている場所を発見。
側溝なら掘っても怒られることはないでしょう。スコップ掘ってみました。


側溝に溜まっている落ち葉をよけたら、10cm程土が溜まっていたので、これは期待できそう。
早速掘ってみると、数回掘り起こしたところで、ミミズ発見。サイズは細くて、短いのも多い感じ。
夏と比べると、かなり小さいので、餌にするなら房掛けした方が良さそう。


傍から見たら不審者だろうけど、構わずスコップてザクザク掘っていいく。
意外にも結構固く締まって湿っぽい土の中から出てきます。
でも夏のように、ホイホイ出てくる感じではないので根気よく掘り起こして探していきました。
結局、1時間ぐらい夢中で5mぐらい掘り進んで、30匹ぐらいでした。


まとめ
ということで、うなぎの最強の餌の一つドバミミズは、
冬場でも採れないことはない!といことが判りました。
夏との違いと注意点
- 取れる場所は、土が堆積しているところ。
- 落ち葉よりも「土の層」重視。
- サイズは夏場に比べると、かなり小さい。
- 土を掘るので、腕が結構疲れる。
- 虫がいなくて、暑くないので夏場よりは快適に採れる
こんな場所はなかなか見つけるのが大変ですが、本気で探してみると都市部でも意外と近くにあったります。
GoogleMapの航空写真で、起伏のある地形やある程度木が生い茂っている場所を探して、2~3箇所目星をつけて、探しに行くと良いと思います。
常にミミズを調達できる場所2、3箇所みつけておくと、ウナギの釣果もグンと上がると思いますよ。
今年は、春のウナギ釣りに挑戦してみたいと思います。
それでは~