ずらし旅で冬の飛騨高山ゆったり温泉旅

旅ノート

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2023年2月コロナも落ち着てきた頃、ゆったり温泉旅にいきたい。そこで、JR東海ツアーズのずらし旅がお得だったので、久しぶりに、冬の飛騨高山へ家族で出かけてきました。

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JR東海ツアーズずらし旅

ずらし旅 飛騨

今回は、特急ひだ号で高山までの往復乗車券(特急券)と「ひだホテルプラザ」の宿泊券、現地で使えるお得な体験クーポンがついた、セット商品「ずらし旅飛騨」を選択。
旅行支援もついて、めっちゃお得な切符でした。

名古屋から高山へ

特急ひだ

名古屋朝9時半ごろ出発。特急ひだは、新型の車両ができたそうで、新旧が混在している状態。
行きは旧型のひだ号。ディーゼルエンジンの音を響かせながら出発。
高山まで、約3時間。快適な旅でした。

麺屋しらかわ

お昼ご飯には、名物高山ラーメン。「しらかわ」さんという人気店に向かうと、行列ができていたので、すぐにわかりました。
昼の1時過ぎというのに凄い行列でした。約40分待って、ようやく食べることができました。

高山ラーメンらしいちぢれ麺が、ちょっと濃いめの中華スープに絡まってとても旨い。寒い地域で食べるラーメンは体に染みて旨いっすね。

古い町並

ラーメンで体が温まったところで、定番の観光スポット古い町並みを通って、陣屋へ向かいます。
コロナも終息に近づいている感じで、観光客がたくさんがいました。

造り酒屋の杉の玉がいいですね。杉の玉は「酒ばやし」と言って、杉の葉を束ねたもので、新酒ができたことを知らせるもので、茶色くなると、熟成されていることを現すそうですよ。

古い町並を過ぎて、赤い欄干が印象的な「筏橋」を渡ると、高山陣屋に到着。

高山陣屋

子供の頃から何度も来たことがある高山ですが、高山陣屋を拝観するのは初めて。

高山陣屋は、江戸時代に江戸から来た代官や郡代が政治を行った役所みないなもので、陣屋が現存しているのは全国でもここだけらしい。

昭和44年まで、県事務所としてこの建物が利用されていたというのが驚き。どんな感じで昭和の役所業務をしていたのか、ちょっと興味がわきますね。

雪が似合う立派なお屋敷。

大床 青海波

床の間の背景は、「青海波」(せいがいは)といわれる文様。海の波の様に、永遠に平和が続くように願いが込められているそうです。

床の間には、飛騨地方のお正月飾りである「花餅」が床の間に飾られていました。

冬には花がないということで、枯枝に細かく切った餅を付けて飾りつけるそうです。

真向兎(まむきうさぎ)

屋敷の建物の柱には、うさぎの形をした装飾があちこちに見られます。これは、「真向兎」と呼ばれる釘の頭を隠す金具で、たくさん子供を産む兎が、縁起がいいということらしいです。そう聞くと皆さわっちゃいますよね。

御白洲

一番興味深かったのが、「御白洲」(おしらす)という場所。この場所は取り調べや法廷だった場所で、拷問道具が置かれているのがとても恐ろしい。

罪人は、責台(せめだい)と呼ばれるギザギザの堅い板に正座させられて、その膝の上に抱石(だきいし)を載せられ、厳しい取り調べを受けるという。この絵の人は、何をしたんだろう。。。。

ひだホテルプラザ

陣屋を拝観して、すっかり暗くなり、静かな高山駅へ戻ってきました。
インバウンドの影響か、駅前には新しいホテルがたくさん建っている感じがします。

今回宿泊するひだホテルプラザは、昔からある立派なホテルという感じ。
1階は、吹き抜けの広々としたロビーや、お土産屋さんのある一角には小川が流れていて、鯉や金魚が泳いでいます。建物の中に池とか川とか流れてると、なんかわくわくしますよね。うちの子も興味津々で嬉しそう。

温泉の大浴場は、最上階にある「飛天の湯」。
大浴場には、露天風呂がいくつかあって、氷点下の中、裸のまま階段を上がると屋上にも展望露天風呂。寒空の中、しーんと静まった夜景を眺めながらの露天風呂がたまらないっすよ。

夕食は、和食の懐石料理。お刺身、飛騨牛、飛騨の食材を使った飛騨の味といった感じのとても上品で美味しい料理でした。

朝食はバイキング形式で、こちらも朴葉味噌など飛騨の食材や料理がたくさん用意されていて、とても美味しかったですよ。

櫻山八幡宮

翌日の朝は、櫻山八幡宮を訪れました。

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「秋の高山祭」は、ここ秋櫻山八幡宮の秋の「八幡祭」のことを言うそうです。

宮川を渡る途中妖怪がいました。なんでしょうか?

寒いですが、風が無いので、歩いていると体も温まってきます。

八幡宮に到着。しっかりとお参りを済ませて、2種類の御朱印を頂きました。

御朱印一覧

綿菓子 岩ト屋

櫻山八幡宮で、お参りをした後は、市街地の古い町並へ。

観光地で有名な古い町並以外にも、古い町屋並ぶ趣のある街並が市街地に広がっていて、驚きました。

次の目的地は、観光地の古い町並みにある岩ト屋さん。

ずらし旅の選べる体験の一つで、こちらのお店の「綿菓子すき焼き」を味わいにやってきました。

お店には、おしゃれに包装された綿菓子がたくさん売られていて、思わず何種類もお土産に買ってしまいました。

「綿菓子すき焼き」

それほど大きくない店内の、ベンチに座って数分まっていると、「綿菓子すき焼き」が出てきました。

人の頭程ある綿菓子が乗ったカップが出てきました。

そして、この綿菓子をカップの中に押し込んでいくと、ほんのり甘く味く味付けされた、飛騨牛のすき焼きが出てくるという仕組み。なかなか面白い。

もちろん、厳選されたお肉を使ったすき焼きなので、味も抜群でしたよ。

飛騨高山の手打ち蕎麦 めん処 ながせ

最近、高山を訪れる度に立ち寄るお蕎麦屋さんへ、今回もお昼ご飯にもりそばを食べに立ち寄りました。今回で3回目。ここのお蕎麦は、本当に美味しいと思います。

蕎麦が届いたら、まずはテーブルに置いてあるお塩だけで頂くと、蕎麦本来の香りと味を楽します。
しっかりとしまった蕎麦はこしもあって、本当に美味しいです。

最後に

今回は、JR東海のずらし旅で、冬の飛騨高山をしっかりと楽しんできました。

高山は、北アルプス方面への登山や、古川方面や白川郷方面、富山方面へ遊びに行くときなどに立ち寄ることが結構あるのですが、高山だけじっくりと観光したのは、久しぶりでした。

高山の街の知らなかった発見もあったし、ホテルでゆっくりと飛騨グルメと冬の温泉を楽しめて充実した一泊二日の旅になりました。

帰りは、デビューしたばかりの新型「特急ひだ号」。車ではないので、駅でかったワンカップを飲みながら車窓が楽しめるのも最高ですね~。

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