はい。こんにちは。我が家にはちょっと広めのバルコニーがあります。バルコニーにもっと気軽に出たい。もっと簡単にバーベキューがしたいということで、5年ぐらい前2018年にバルコニーを全部ウッドデッキにしました。その時のDIYの様子を記録しておきます~。
バルコニーは、4m×3mの長方形で、床は防水シートの上に、コンクリートのジョイントタイルが敷き詰めてあります。この上にウッドデッキを作るのですが、業者さんに頼むと、最低でも30万円は行ってしまいそうだったので、DIYで、ウッドデッキ化、挑戦することにしてみました。
実際にDIYで作って思ったことは、意外と適当でも、それなりの形になるということです。
素人でも、板を並べて固定すれば、中々のものができると思います。楽しみながら、お金も節約できるので、皆さんも是非挑戦してみてくださいね。
ウッドデッキの木材は何を選択するか?
バルコニーをウッドデッキ化する際に、最初にどんなを木材を用いるか?悩みました。常に雨ざらしだし、強い紫外線にさらされるわけなので、やっぱり強い素材がいいですよね。ただ、4m×3mを全てウッドデッキにすると、材料費だけで、かなりの金額がかかります。人工木材や、樹脂パネル等、色々と素材はあるので、素人的にはとても迷っちゃいますよね。
当時、私が候補にあげた素材について、まとめてみました。
木材の量としては、約2mの1×4材が最低でも約70本必要な計算でした。当時はまだ木材が安かったですが、ここ数年ね、ものすごく高騰していますね。現在(2023年)だと倍近い金額かもしれませんね。
素材 | 耐久性 | コスト感 (木材費用) | メンテナンス | 加工のし易さ | 入手 |
---|---|---|---|---|---|
SPF材(ホワイトウッド) | 弱い | 安価 約2万円 | 1~2年に 1回ぐらい? | 柔らかめ 手ノコギリOK | 簡単。近くのホームセンターでOK |
ウリン材 | 強い | 高価 約5万円 | 4年に1回ぐらい? | 堅め 電動ノコギリ推奨 | 比較的簡単。 大きなホームセンターならある。 |
その他木材 | 中間 | 中間 約3万円 | 2年に1回ぐらい? | 比較的柔らかめ。手ノコギリ可 | 簡単。近くのホームセンターでOK |
人工木材 (樹脂木材) | 強い 寿命あり | 高価 約10万円 | 不明 | 堅め 電動ノコギリ必須 | ネット OR 業者 OR大きなホームセンター |
選んだ素材はSPF材(ホワイトウッド)
結局、激安のコストと、どうせメンテナンスが必要ならということ、入手が簡単であること等を考慮して、SPF材を選びました。
SPF材は、結構柔らかいので、意外と手ノコギリで簡単に切れるんです。数年前に、手ノコギリで、カットしてみたときに、え?こんなに簡単に切断できるの?って思ったぐらいです。
あと、かなり大量に必要なので、こまめに近くのホームセンターで入手できる方がいいですね。
私の家の周りには、ホームセンターが4つ程あるのですが、その時は、値段を比較して、木材カットが無料のホームセンターで購入しました。木材カットも1回30円かかったりするところもありますからね。
SPF材サイズ 1×4(ワンバイフォー)か2×4(ツーバイフォー)?
ウッドデッキの床になる木材ですが、1×4と2×4どちらにするか?
2×4の方が分厚く耐久力もあるのですが、今回の場合は、ウッドデッキの下が、コンクリートであり水はけがよく、更に高さが数十センチということで、1×4で十分と判断しました。
1×4のメリットは、薄い分、値段も半額です。後は軽いので、DIYもやり易いです。
床の下の骨組みには、一部2×4を利用しました。
もし、高さ1m近くあって、ウッドデッキの下が土の場合は、2×4の方がいいかもしれませんね。設置する環境によって、使い分けるといいと思います。
木材のメンテナンス(木材保護塗料)は?
SPF材を選んで、ウッドデッキを作ることを決めましたが、SPF材をそのまま使ってしまうと、それこそ1年持たないでしょう。そこでSPF材が腐らないように、防腐材が必要になります。これも、また種類がたくさんあって、悩んじゃうんですよね。
水性か油性か?
まず、私の様な素人にとっては、水性と油性何が違うの?っていきなりなっちゃいます。こちらもちょっとまとめてみました。
施工時の影響 | 値段 | 耐久性 | 仕上がり | |
---|---|---|---|---|
水性塗料 | 比較的、無害で、初心者でも扱いやすい | 油性に比べて、比較的安い | 油性に比べると耐久性が低い。密着性も低く、劣化してくると剝がれてくる。 | 最初はいいが、ボロボロになる。 刷毛ムラが出やすい。 |
油性塗料 | 人体に有害な成分があるので、注意が必要 | 種類にもよりますが、水性よりも割高 | 高耐久で、密着性が高い。 | 水性よりツヤが出るし、刷毛ムラが出にくい |
こんな感じでしょうか?ウッドデッキは屋外でずっと雨ざらしなわけだし、油性塗料を選ぶべきだと思います。油性塗料は、シンナーの成分があるので、屋外で風通しの良いところで塗布すれば、問題ないと思います。
一般的な水性の塗料は、紫外線に弱いため、塗ってから数年で、ひびが入って、ボロボロと剥がれてくるので、屋外であればできるだけ油性がいいと思います。
何色を塗るか?
仕上がりに大きな影響を与える色ですが、これも色々と悩みました。
油性塗料でも、透明から、薄い色~濃い色まで、色々とラインナップがあります。
ウォルナットの様な濃い茶色もいいですが、ホワイトウッド様な明るい色もいいですよね。
色々な色を試すことができるのもDIYのいいところなので、最初は透明(クリア)にして、メンテナンスのたびに、濃い色へ変えていくことにしました。
木材用の油性塗料で王道は「キシラデコール」
油性塗料で今度は、何を選べばいいのか?また悩みますよね。わからないことだらけです。
ホームセンターでも、王道としておいてあるのが、キシラデコール。こちらを選んでおけば間違いはないです。ただ、ちょっと高い。もっと安くできないかと、他にも油性塗料を探してみました。
それで見つけたのが、カンペハピオの「油性木部保護塗料」という商品。こちらは、キシラデコールの半額ぐらいだし、カラーも8色あって、今後塗りなおしにも色変えて使えそうということで、こちらの商品を選択しました。
使ってみた結果は、1~2年に一回塗りなおしていますが、5年経過してもSPF材は腐らずもっていますよ。
はい。素材選びだけでも、色々特徴があって迷ってしまいますね。今回は、私がウッドデッキを作るにあたって、素材の面で迷ったところをご紹介いたしました。
木材以外の材料や、簡単な設計図、作った過程もアップしていきますので、参考にしてみてくださいね。