素人が100均のパンク修理セットで直してみた|自転車は本当に直るのか?

DIYノート

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私は普段あまり自転車には乗らないが、中学の子供が塾の行き帰りに欠かせない大事な足。
そんな、自転車の後輪がベコベコ。とりあえず空気入れてみて、様子をみるも翌日にはまたベコベコ。

完全にパンクだ。昔は近所の自転車屋さんで数百円で治してくれたものだが、今はいくらなのだろう??

パンクしたママチャリ
パンクしたママチャリ
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今、パンク修理ってこんなに高いのか?

近所のホムセンに行ったついでに、パンク修理の価格表をみてびっくり。

パンク修理基本料金 1,500円、水調べ800円ていうことは2,000円以上~!

車に自転車を積んで、ホムセンまで持って行って修理してもらうとなると、手間も時間もかかって、費用も軽く2,000円超え。

そう考えると、自分でやってみる価値は十分ある

100均のパンク修理セット

ちょうど買い物ついでに、100均のセリアでパンク修理セットを見つけたので購入。

その週末、冬にしてはぽかぽか陽気で、車のタイヤ交換ついでに、自転車のパンク修理をやってみることにした。

100均のパンク修理セット

自転車のパンク修理

パンク修理セットの裏には、丁寧にパンク修理のやり方が書いてあるので、それに従ってやってみた。

100均のパンク修理セット
裏には、パンク修理のやり方が丁寧に書いてある

バルブの緩みによる空気抜けをチェック

パンクが発覚したときにも一度確認していたが、念のため、もう一度 バルブまわりの緩み をチェック。バルブには「ナット」や「虫ゴム」が付いていて、ここが緩んでいるだけで空気が抜けてしまうことがある。

空気入れで空気を入れて、バルブ全体を水につけて、気泡が出ないことを確認。
やはりここには異常がなかった。やっぱり、チュウブ自体のパンクらしい。

バルブの水調べ
水につけて、気泡が出ないので、バルブは問題なさそう

チューブを外す

さて、いよいよチューブを外す作業。ここが一番厄介そう。修理セットの工具を使って外していく。

まずは、バルブを緩めてタイヤの空気を抜ききって、ナットも外す。

次に軍手をはめ、両手でタイヤをしっかりつかみ、左右に揺らしながらリムからタイヤを少しずつ外す。タイヤはリムに密着していて、そのままだとかなり外れにくいので、この作業はやっておいたほうがいいと思う。

いよいよ、タイヤレバーを使ってタイヤを外していく。まずは1本目のレバーをタイヤとリムの隙間に差し込み、そのままスポークに引っ掛ける
なるほど、ちゃんと引っかかるように作られている。

タイヤレバーでタイヤを外す

そして、2本目のレバー入れて、スーッと外れていくかと思いきや、全然はずれんやん!

やはり、素人がそう簡単にできるものではないのか?少し考えて、今度は1本目のレバーから3cmほど横に、2本目のレバーを差し込み、てこの原理でタイヤをめくってみた

なんとか少しだけめくれた。そのまま2本目のレバーでさらに3cmほど横を同じくめくる。
この作業を繰り返していくと、少しずつタイヤが外れてた。

タイヤレバーでタイヤを外す

タイヤの4分の1ほど外れたら、あとは力を入れなくてタイヤ全体がスッと外れた。

バルブを外す

今度はチューブを外す。バルブのナットを外して、チューブをリムから分離。そしてチューブを全部外に出した。

チューブを外した状態

パンク位置の特定

そしてようやくパンク箇所の特定作業。

まずは、空気入れで空気を入れて見る。一見空気が漏れている様には見えない。

チューブに空気を注入
チューブに空気を注入

水を張った桶に、チューブを入れて確認していくと、早速バルブの真下から、泡が勢いよく出てきた。まさに一目瞭然。

パンクの位置が、バルブに近いのがやりにくそうで気になるところ。

チューブの水調べ
気泡が勢いよく出てくる箇所を発見。

付属のヤスリを使って、パンクしている部分の表面を整えていく。
チューブは意外とザラザラしていて、この作業をきちんとやらないと、補修用のゴムパッチがしっかりくっつかない気がするので、丁寧に仕上げた。

パンク箇所を滑らかに整える
表面の凸凹やザラザラを付属のヤスリで滑らかに整える。

ここで事件!水から出した瞬間、パンクの位置がわからなくなる!!

水から出すと、チューブが真っ黒なので、どこに穴が空いているか、すぐに見失う。
水から出すと、チューブが真っ黒なので、どこに穴が空いているか、すぐに見失う。

そういえば、奇跡的に部屋に白いペンがあったような!!

部屋から白いペンを取ってきて、もう一度チューブを水につける。今度は泡の場所を確認しながら、見失わないよう、すぐに白いペンで印を付けた。これでバッチリ。

パンク修理

次に、印をつけた周りに、付属の「ゴムのり」を塗って、説明書通りに3分程乾かす。そして、補修用のゴムパッチを貼り付けた。

次は、トンカチで軽く叩いていきながら、ゴムを密着させる。バルブの近くなので、やりにくかったが、 なんとか密着させて、フィルムを剥がして完了。

密着させる
トンカチで、パッチを軽く叩きながら、密着させる。
初めてにしては上出来
きれいに、くっついた。初めてにしては上出来。

さて、空気を入れて、ちゃんと直っているか最終確認。

お~見事に密着している。水に入れても気泡が確認されない。完璧だ!

タイヤを戻す

じゃぁ、元に戻す。まずはバルブをリムに固定して、チューブを戻していく。

バルブの虫ゴムをセットして、ナットでしっかり止めて、チューブをタイヤの中に入れる。
バルブの虫ゴムをセットして、ナットでしっかり止めて、チューブをタイヤの中に入れる。

次にタイヤをリムの内側へ戻す。外すときよりは随分簡単だった。

タイヤをタイヤレバーで押し込んでいく。
タイヤをタイヤレバーではめ込んで行くが、外すときよは簡単だった。

そして、開始から約1時間。無事にパンク修理完了。

パンク修理完成
完成!

まとめ|100均のパンク修理セットでも十分だった

今回、100均のパンク修理セットで、自転車のパンク修理を初めてやってみたが、結論としては、素人でも問題なく修理できました。

正直、最初は寒いし、めんどくさいし、自転車を買ったホムセンで直せばいいとも思っていたが、今パンク修理も2000円もする。それならダメ元でやってみるのもいいと思ってやってみたが正解だった。

タイヤを外す工程など、多少、苦戦したが、あとは手順を確認しながら進めれば、100均一の修理セットでしっかり直すことができた。

作業時間は約1時間ほど。修理代を考えると、かなりの節約になったし、何より「自分で直した」感がよかった(笑)。それでは~

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